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「道の駅」のこれから−新会社発足から9カ月

本紙掲載日:2017-10-13
8面
三つの道の駅統合の効果と経営方針について語る高木亨輔社長
道の駅「北川はゆま」
道の駅「北浦・浜木綿村」
道の駅「北方よっちみろ屋」

のべおか道の駅株式会社・高木社長に聞く

◆朝食バイキング500円(北川はゆま)
 レストラン海鮮館を柱に(北浦)
 品ぞろえで売り場改装へ(北方よっちみろ屋)

 経営統合された延岡市内三つの道の駅を管理運営する「のべおか道の駅株式会社」。今年1月1日の会社発足から9カ月が経過し、各道の駅には徐々に変化が見え始めている。同社の高木亨輔代表取締役社長(71)に事業の進捗状況、今後の展望などについて聞いた。

◆現れ始めた変化

 就任から毎日、道の駅「北川はゆま」「北浦」「北方よっちみろ屋」の3店を欠かさず巡るという高木社長。

 「現場が第一」のモットーは、スーパーマーケット「マルイチ」(本社・日向市)などで約40年間携わってきた食品小売業時代から変わっていない。

◆北川はゆま

 毎朝の食事は「北川はゆま」のレストランはゆまで朝食バイキング。

 高速道路と直結している北川はゆまは、夜間、仮眠する長距離トラックでいっぱいになる。このため朝7時から10時までの食べ放題バイキングを行っている。

 「朝の食べ放題バイキングの料金を7月に700円から500円に値下げし、朝食として人気のある和食中心のメニューに更新しました」

 さらに売り上げを伸ばそうと、200円値下げという大胆な策。「悩んだが、まずは1カ月限定でやってみようということで実践しました」。

 その効果は大きく、目に見えて朝の客数が増え、そのまま継続している。これまで駐車場で一夜を過ごし、そのまま出発していたドライバーがバイキングで朝食を取る姿が目立ち始めた。

 また、最近は独自の味付けの唐揚げの人気が高まってきたという。

 「これも道の駅北浦とのコラボですが、北浦の『月の塩』だけで味付けした『月の塩鶏唐揚げ』が売れています。パン工房のふわふわの生地の上に甘いビスケット生地を乗せて焼いたメロンパンも売れ筋です」


◆北浦・レストラン海鮮館

 海岸線に恵まれている「北浦」は夏場、既存のインフラでは不足なほどのにぎわいを見せる。

 逆にいえば「課題は明白。夏以外のシーズンでいかに集客できるか。これにつきます。ここは普通の通りがかりの道の駅と違って目的地です」。

 その主力は食の拠点「海のレストラン海鮮館」。この季節は伊勢えび料理。開店前から行列ができる日もある。日向灘で取れたシラスを瞬間冷凍した「生しらす丼」を始めた。海の幸を主役にここならではの料理を提供する。

 特産の塩「月の塩」の活用にも取り組んでいる。大口の注文も入り始める中、塩作り体験教室などを通した周知徹底にも余念がない。また、北川はゆまで販売する鳥のから揚げやプリンに「月の塩」を使っている。これらの人気の高まりには「経営統合の効果」として手応えを感じている。


◆北方よっちみろ屋

 経営統合の効果は「北方よっちみろ屋」でも発揮されている。現在、通常営業と並行して売り場スペースの改装を進めている。

 木製の商品棚には北川はゆま内の木工館で加工した木材を活用し、費用を抑えてできるだけ自前での改装。

 来客数も多く、駐車場が課題だが、野菜など地元生産者の商品とお土産物商品の充実、調和を図っている。「11月をめどに改装を終わらせ、12月に新装できれば」と話し、来客の満足度向上に期待を寄せる。


◆課題は設備対策

 経営改善には、現状の課題克服も重要な要素。中でも三つの駅すべてで見受けられ始めている施設や設備の劣化、不足の問題は避けて通れない。

 「各駅とも20年以上の経年で、徐々にでも更新は必要。特に大きな投資は延岡市の方にもお願いする必要があると思います。いずれにしても複数年はかかるでしょう」と高木社長。

◆勉強会で人材育成

 「各駅を性格の違うものにしていきたい」―北川、北浦、北方の道の駅の相互活用を推進しつつ、各駅の特色を追求していくという高木社長。特に重要視しているのは人材育成だ。

 「当たり前のことを当たり前にできる」の社是の下、自ら講師になって三つの勉強会を開いている。勤務時間の関係もあるので全従業員を十数人ずつ5班に分けて行っているほか、中間管理職、支配人・副支配人の勉強会を毎月開き、気持ちを合わせている。

 「お客さまに喜んでいただくために、私をはじめスタッフみんなが自身を変えることを意識しながら日々取り組んでいくことが大事。市の期待に応えた上で次世代へのバトンタッチができれば」とその意欲は高い。

 北川はゆまの中山隆支配人(59)は勉強会について「40年以上蓄積されてきた知識は参考になるものばかり。毎回、ものすごい量の資料を用意されていて説得力がある」と話す。

◆県産食材で「丼合戦」北川と北浦がコラボ

 県北に高速道路時代が到来し、道の駅に延岡の玄関口としての機能充実が求められる中、高木社長は人材や商品、情報を効率的に運用し、各駅のより魅力的な拠点化を目指している。

 その一つ、食の拠点化策として、北川はゆまでは、レストランのメニューに500円の朝食バイキングのほか、宮崎づくしの「丼合戦」と銘打って、▽うな丼(北川淡水)▽天然地魚日向灘丼▽しらす釜揚げ丼(日向灘どれ)▽県産黒毛和牛牛丼▽県産黒毛和牛焼き肉丼▽生しらす丼▽かつ丼(県産おいも豚)の7種をそろえた(680〜1400円)。

 北川はゆまと、北浦のレストラン海鮮館のコラボ企画も打ち出した。北川はゆまの5種類の丼を食べた人に北浦のレストラン海鮮館で使える1000円分の食事券をプレゼント。

 逆に北浦のレストラン海鮮館では伊勢えびメニュー1000円ごとに出すスタンプ10個で、北川はゆまで使える1000円分の食事券をプレゼントする。

【プロフィル】高木亨輔(たかき・こうすけ)日向市出身。富島高校、香川大学卒。卒業後は父が経営するスーパーマーケット「マルイチ」(本店・日向市)に入社。専務取締役を経て60歳で退社。その後、都城市のスーパーの専務、昨年7月から「道の駅北浦」を運営する北浦総合産業顧問。今年1月1日付で発足した「のべおか道の駅株式会社」の代表取締役に就任。延岡市南一ケ岡在住。71歳。

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