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「絵本がつむぐ物語」展

本紙掲載日:2017-10-11
7面
「ルリとクララ」の原画と作者の葉山さん

葉祥明阿蘇高原絵本美術館など協力

◆五ケ瀬町自然の恵み資料館−22日まで

 熊本県南阿蘇村に生息する希少動植物を主人公に描かれた絵本「ルリとクララ」と、童話の名作「泣いた赤鬼」をテーマにした企画展が五ケ瀬町自然の恵み資料館(町総合公園G―パーク内)で開かれている。10月22日まで。入場無料。

 今年度の同資料館企画展第4弾。児童文学への関心を深めてもらおうと、町と町教育委員会が「絵本がつむぐ物語〜南阿蘇からの贈りもの」と題し、南阿蘇村の葉祥明阿蘇高原絵本美術館、阿蘇白水郷美術館の協力で開催している。

 「ルリとクララ」は、南阿蘇村に生息する絶滅危惧種オオルリシジミの「ルリ」と、その食餌植物「クララ」(マメ科)を主人公に描かれた心温まる作品。葉祥明阿蘇高原絵本美術館館長の葉山祥鼎(しょうてい)さん(68)が文、グラフィックデザイナーの次男賢英さん(40)が絵を手掛け、平成20年に出版された。

 会場には「ルリとクララ」の原画を1枚ずつパネルで展示し、両者の絆を通して環境の大切さを訴えるストーリーを紹介。環境保全活動にも取り組む葉山さんは「子どもから大人まで多くの人たちに見てほしい。『ルリとクララ』が身近な自然環境に関心を深めるきっかけになれば」と話している。

 童話「泣いた赤鬼」を、熊本市などの作家3人が陶造形、書、絵画で表現するコーナーも設けられている。

 企画展は午前9時から午後5時(最終日は同3時)まで。期間中の休館はない。問い合わせは同資料館(電話0982・82・1288)。

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