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現代美術作家と共同制作−日向
本紙掲載日:2017-10-10
6面

ワークショップでアオバズクなどの絵を描く東郷学園児童

旧福瀬小に巨大オブジェ−11月に公開制作

 現代美術作家の谷山恭子さん(45)と日向市東郷町福瀬地区が共同で創作する取り組みが旧福瀬小学校で始まった。閉校となった校舎の壁面に地域のアイデアを取り入れた大型オブジェを作る計画で、11月に公開制作を予定している。

 取り組みは、県立美術館の事業「ワクワクアートアーティストがやってきた!」。国内外で活躍する美術作家の創作活動を通して地域活性化を図る狙いがある。

 谷山さんは、東京とベルリンを拠点に活動しており、主に場所や空間を生かした金属加工の作品を手掛けている。

 9月15日に福瀬地区公民館であったワークショップには、東郷学園の児童や地域のお年寄りら約50人が参加。福瀬の自然をテーマに、参加者はそれぞれ画用紙いっぱいに好きな動物などを描いた。

 谷山さんは「本物のようにじゃなくていい。消しゴムは使わずに、線に集中して一気に描いて」とアドバイス。児童は、東南アジアから毎年同町に渡来するフクロウ「アオバズク」などを中心に描き上げた。

 計画では幅約10メートル、高さ約11メートルの旧校舎の壁面に、金属を使って大型オブジェを設置する予定。今回のワークショップで描いた地域の人たちの絵は、作品づくりに生かされるという。

 公開制作は11月17、19〜23日の6日間行われ、自由に見学できる。谷山さんは「町のランドマークとなるような大きな作品を作り、地域の思いをアートで表現したい」と話している。