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安産と女性の守り神−9月23日虎御前

本紙掲載日:2017-09-23
2面
親子連れなどの参拝者でにぎわった=別府町
ご神体に手を合わせる参拝者=大貫町

安産祈願やお礼でにぎわう

 秋分の日の9月23日、安産と女性の守り神である虎御前の祭りが各地で行われ、参拝者でにぎわった。虎御前は承安2(1172)年に神奈川で生まれた。美人で貞女と呼ばれ、恋人だった曽我頌十郎が殺された後に尼となったが、十郎への思いから大磯の石に姿を変えて「虎ケ石」となり、以後、婦人を守る神様になったとされている。全国各地にご神体とされる石が伝わっており、毎年、春分の日と秋分の日には安産祈願や大願成就のお礼に、多くの人たちが訪れる。

◆青葉会が接待、参拝者もてなす−別府町

 延岡市別府町の虎御前社では、地元の青葉会(吉岡逸生代表)が接待をしており、今年も会員14人で前日から準備をして参拝者をもてなした。

 参拝した人たちは、ご神体の前にろうそくや線香を供え、無事に生まれたことへの感謝や安産を願って祈りをささげた。

 古城町の会社員木下龍貴さん(29)と彩さん(26)夫妻は7月31日に生まれた長女の実結ちゃんのお礼参りに訪れた。長男の湊斗君(1歳7カ月)の時にも、お参りしたといい、龍貴さんは「おかげさまで安産で、母子ともに健康です」と笑顔で話した。

◆柳田さん一家が守り続ける−大貫町

 延岡市大貫町の虎御前では、安産を願う家族連れなど多くの参拝者でにぎわった。

 長年世話人として祭りを守り続けている柳田太宏さん(47)一家が、早朝から赤飯や紅白餅、煮しめなどを準備し、参拝者に振る舞った。

 訪れた人は、ろうそくに火をともし、すくすくと元気に成長することや無事産まれたことへの感謝を込めて石のご神体に手を合わせた。

 8月10日に宮崎市在住の息子に孫が産まれたという宮脇義光さん(64)とユミコさん(64)夫妻は「4人の孫、全員祈願させてもらったので安心している。すくすくと健康に育ってくれればうれしい」と話した。

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