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野生鳥獣被害4億5891万円−28年度

本紙掲載日:2017-09-22
3面

対策で効果−前年度より26%減少

 イノシシやシカなどの野生鳥獣による農林作物への被害額が、平成28年度は4億5891万円で前年度比1億6386万円(26%)減少したことが県のまとめで分かった。防護柵の設置や地域ぐるみの対策が進んだことなどが減少につながったと分析している。

 中山間・地域政策課などによると、農作物は3億7053万円で同1億3156万円(26%)、特用林産物は2003万円で同571万円(22%)、人工林は6835万円で同2659万円(28%)減少した。

 作物別は水稲が9497万円(前年度比31%減)、野菜が7337万円(同36%減)、飼料作物が5862万円(同46%減)と対策の効果が現れたが、果樹が1億1277万円で前年度比6%増、いも類が2501万円で同4%増とわずかに増えた。

 鳥獣別はシカ2億1029万円、イノシシ1億3833万円、サル5682万円でいずれも減少した。

 地域鳥獣被害対策特命チームを中心とした集落での対策が進んだことで被害が減少。シイタケやタケノコでも防護柵の設置が進んでいることが要因と分析している。

 今年度は対策の中心となる鳥獣被害対策マイスターやリーダーを育成。サルについては官民学が一体となって追い払い体制を検討する。捕獲鳥獣を利活用するための処理加工施設整備を支援する。

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