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9月13日起工式−富士チタン工業延岡工場

本紙掲載日:2017-09-13
3面
富士チタン工業延岡工場建設工事の起工式

クレアパーク第2工区−来年10月完成

 電子部品向け誘電体原料などを製造・販売する化学メーカー「富士チタン工業」(本社大阪市、川口健社長)の延岡工場建設工事の起工式が9月13日、延岡市天下町のクレアパーク延岡工業団地第2工区の建設予定地であり、工事の安全を祈願した。

 神事は、富士チタン工業や工場建設に携わる工事関係者をはじめ、県や市、地域の代表者ら関係者ら約70人が出席する中で行われ、川口社長らが祭壇に玉ぐしをささげるなどして、工事期間中の無事故・無災害を祈った。

 同社によると、電子機器に使う積層セラミックコンデンサの原料のチタン酸バリウムの受注が拡大し、製造拠点の日向工場の生産能力では需要に対応できなくなったため、約3万8000平方メートルの敷地に約9800平方メートルの延岡工場を建設する。

 設備投資額は約30億円で、来年10月完成、2019年4月の操業開始を計画。新規雇用は、地元などから今年度は10人、来年度は25人の計35人を予定している。生産計画は、2019年度から2021年度の3カ年度でそれぞれ13億円を見込む。

 川口社長は、「すでに九州では日向工場が操業しているが、チタン酸バリウムの生産量だけでは需要に対して足りないため、延岡工場を建設して増産することにした。製品の生産量増加に加え、雇用の面などで延岡市に貢献できるのではないかと考えている」などと話していた。

 クレアパーク延岡工業団地第2工区は、11ヘクタールの立地面積を持った工業団地として整備され、平成23年3月に完成。富士チタン工業の同工区への立地は3社目で、県外に本社を置く企業としては初めて。立地面積は第1工区を含めて最大となる。

 同工区については、市議会9月定例会一般質問で河野治満議員(のべおか市民派クラブ)が、残り用地の需要や、新たな工業用地造成計画の有無などを質問。首藤正治市長は「残り用地について市内外からの問い合わせが大幅に増えている。今年度、新たな工業用地の拡張の可能性について調査する」と答弁している。

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