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西南戦争決戦の地、和田越

本紙掲載日:2017-08-16
1面
玉ぐしをささげる皹魂馗

延岡に散った約300人を慰霊−延岡西南役会

 「明治10年西南戦争和田越決戦の地」の慰霊碑の立つ延岡市和田越で15日、延岡西南役会(皹砂^賚魂馗后砲砲茲訐鑠彈坩嵶邵廚行われた。和田越決戦のあった明治10(1877)年8月15日は西南戦争を通じて初めて西郷隆盛が陣頭指揮に立ったとされる。この決戦で敗れた西郷は北川に退き、鹿児島城山へ敗走する。

 慰霊祭は、同会が和田越に慰霊碑を建立した平成4年から毎年この日に行っている。今年で26回目。今山八幡宮の伊藤俊郁宮司による神事があり、参列者約40人が両軍双方の戦死者の霊を慰めた。

 会員の甲斐喜久子さん(83)=同市平原町=が旧延岡藩士で戦死した駒木根信成の辞世の歌「屍(しかばね)は野にさらすとも武士(もののふ)の尽すまことは果さざらむ」などを献吟した。

 皹魂馗后複僑掘砲詫菁放送されるNHK大河ドラマ「西郷どん」に触れて、「来年は和田越を訪れる人も多いのではないか。会員が減少、高齢化しているが慰霊と顕彰を続けていきたい」と話した。

 神事後、元自衛官の上杉泰洋さん(同市議会議員)による西郷隆盛や西南の役に関する講話もあった。

 前夜の雨の影響により、例年行われている杉の子保育園の園児や卒園児と稲葉崎ばんば踊り保存会の会員によるばんば音頭「西南の役・和田越決戦の段」の奉納は中止となった。

 和田越決戦では西郷隆盛率いる薩摩軍3500人と山県有朋率いる政府軍5万人が激突。朝に砲撃が始まり、午後2時ごろに大勢が決まったという。延岡の戦いで両軍合わせて約300人が亡くなったとされる。

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