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世界農業遺産、GIAHSアカデミー始動

本紙掲載日:2017-08-16
1面
「GIAHSアカデミー」のキックオフ研修で、農泊を体験する高千穂高校の生徒ら

魅力、課題探る−高千穂高生

 世界農業遺産(GIAHS=ジアス)をテーマにした高校生向けの学習プログラム「GIAHSアカデミー」がスタートした。高千穂高校(山口博範校長、381人)の2、3年生10人が受講生として参加。来年2月までの半年間、認定地域でフィールドワークなどに取り組み、その魅力や課題の発見、発信に取り組む。

 このプログラムは、世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域活性化協議会と同校が主催し、委託を受けた高千穂町のNPO法人グローカルアカデミー(田阪真之介代表理事)が企画、運営する。

 具体的には、農家らへの取材や、宮崎大学の教授らとのフィールド調査などを通して学んだことを、町内の若手有志が発行している季刊誌「高千穂郷食べる通信」や、小中学校での出前授業、専用のフェイスブックなどで発信する。地域の人たちへの活動報告会も予定している。

 3日は五ケ瀬町桑野内の下組生活改善センターでキックオフ研修があり、一足早く昨年から世界農業遺産について学んできた3年生3人が、クイズを交えながら認定地域の特徴などを紹介。また、特別講師として招いた東京大学大学院の梶谷真司教授(51)を進行役に、「哲学対話」という手法で受講生同士の親睦を深めた。この日の夜は地元で農泊を体験した。

 2年の佐藤若奈さん(16)は「将来は地元に残って地域活性化に関わる仕事をしたい。認定地域の魅力をより詳しく学び、それを伝える力を身に付けることができれば」と話していた。

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