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「いのちの営み、次世代へ」第3部(下)

本紙掲載日:2017-08-10
1面
工藤桂太さん
工藤さん(右端)の合図でウオークラリーに出発する参加者=竹田市神原地区

祖母、傾、大崩ユネスコエコパーク登録

◆「千載一遇のチャンス」−竹田市

□古里思い、若者奮起

 祖母山(標高1756メートル)の登山口がある大分県竹田市神原で7月末、祖母・傾・大崩ユネスコエコパークの登録を祝うイベントがあり、市内外から訪れた約50人がウオークラリーを楽しんだ。

 主催したのは、神原を含む嫗岳(うばたけ)地区の自治会などでつくる「祖母山麓自然・人共生空間整備プロジェクト実行委員会」。会長の工藤桂太さん(43)は式典で「千載一遇のチャンスをものにしたい」と述べ、自然や生態系を生かした今後の取り組みに意欲を見せた。

 竹田市内で自動車整備工場を営む工藤さんは、実行委の中核となる地元出身若者の会「MMS21」の代表。グループ名は「マザー・マウンテン・ソボ」(母なる山)と地区にある渓谷などの数から名付けた。メンバーは20〜40代の30人。運動会など地区の催しで常に顔を合わせる気心知れた仲間たちだ。

 ユネスコエコパークの登録を見越して昨年10月に発足。すぐにトレッキングコースの整備に取り組んだ。日本トレッキング協会の事務局長を招いて初心者向けのコースを調査。12月から休日を利用して作業を進め、祖母山1合目の駐車場から5合目までの延長約2・5キロ(所要時間約80分)を手弁当で整備した。

 コースは、今年3月に実施した一般公募約20人によるモニターツアーで好評を得た。今後は上級者向けルートや駐車場の整備も検討しており、トレッキングツアーの商品化、カボスなど特産品のブランド化を含めた経済活動も視野に入れている。

 神武天皇の祖母「豊玉姫(トヨタマヒメ)」を祭る祖母山は、大分、宮崎両県にまたがる山麓一帯に「祖母山信仰」という共通の文化が受け継がれている。その拠点の一つが嫗岳地区。「子どもの頃から親しんだ母なる山に世界基準の自然や動植物の生態系がある。それをみんなに知ってほしい」。古里を愛する気持ちが、工藤さんら若者を奮い立たせる。

 精力的な活動の背景には、急速に進む過疎高齢化がある。嫗岳地区の人口は約500人で高齢化率60%。工藤さんは「次世代の人材育成も課題の一つ」とし、祖母山麓の情報を展示・解説するビジターセンターの整備も期待しながら「子どもたちが動植物や昆虫などについて勉強できる機会をつくりたい」と夢を広げる。

 組織の立ち上げから10カ月。「まさに怒濤(どとう)のようだった」と振り返った工藤さんは、「これからは慌てず、行政に頼らない活動を続けていきたい」と息の長い取り組みを誓っていた。

(おわり)

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