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足摺岬〜日向灘、早期整備を

本紙掲載日:2017-07-13
1面

地震津波観測システム

◆本県など−南海トラフ対策で要望

 宮崎や高知など太平洋沿岸の10県でつくる「南海トラフ地震による超広域災害への備えを強力に進める知事会議」は12日、文部科学省に田野瀬太道大臣政務官を訪ね、高知県足摺岬沖から日向灘にかけた海底への地震・津波観測監視システム「DONET(ドゥーネット)」の早期整備を要望した。

 本県からは田中保通危機管理統括監が出席。高知県の尾崎正直知事から要望書を受け取った田野瀬大臣政務官は「重要性は認識している。大規模プロジェクトなので段取りを踏んで進めていきたい」と応じたという。

 DONETは、防災科学技術研究所が海底に展開する観測装置。微弱でゆっくりから大きな揺れまであらゆるタイプの地震動を確実に捉えることが可能で、より正確な緊急地震速報や津波予測につながると期待される。

 南海トラフ沿いでは既に和歌山から三重県にかけての熊野灘沖や高知県の室戸岬沖に整備済み。同省は今後、足摺岬沖から日向灘沖にも整備する方針を固め、新年度の予算化を目指している。

 この日は併せて、DONETでの観測データを自治体が活用するための支援策も求めた。

 県危機管理課は「大きな被害想定がなされる南海トラフ地震では、一分一秒でも早く情報を得ることが大事。国にはしっかりとした対応をお願いしたい」と話している。

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