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希少な動植物を観察

本紙掲載日:2017-07-08
3面
湿原を流れる家田川で生き物を探す恒富小児童

北川湿原で恒小6年生−延岡

 「日本の重要湿地500」などに指定され、学術的にも極めて価値が高いとされる延岡市北川町の北川湿原でこのほど、小学生を対象とした観察会があった。

 市が、湿原の保護活動を続ける「家田の自然を守る会」(岩佐美基会長)、「川坂川を守る会」(安藤重徳会長)と共催で開いた。恒富小学校の6年生児童26人が参加した。

 北川湿原は家田、川坂湿原の総称で広さ20ヘクタール。先日登録された「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」の移行地域に含まれる。この日は、県環境保全アドバイザーの成迫平五郎さん(74)=延岡市平原町=が講師となり、家田湿原を散策した。

 長靴姿で家田川沿いを歩いた児童は、日本一の群生規模といわれる「サイコクヒメコウホネ」やあたりを飛び交うイトトンボなどの希少な動植物を観察。上流の池まで歩き、絶滅危惧種のグンバイトンボを探した。

 初めて来たという山形美央さんは「普段見られない植物が観察できてよかった。この自然を大切に守りたいと思った」と感想。成迫さんは「特定外来種のオオフサモが少し残っているが、全体的には自然が守られている」と話し、地元の保護活動に感謝していた。

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