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リサイクル創作・安達實成さんにインタビュー

本紙掲載日:2017-07-01
7面
安達さんの話を聞く大庭君と高瀬さん

富島中生が本社(日向支社)で職場体験

 日向市富島中学校2年生の大庭=おおにわ=隆太郎君と高瀬としみさんは6月29、30日、夕刊デイリー新聞社日向支社で職場体験学習を行い、記者の仕事を体験しました。初日は海岸の漂着物を使ってリサイクル絵画の制作活動を長年続ける安達實成=みせい=さん(85)=日向市堀一方荒浜、本名・實=にインタビューし、活動を続けている理由や作品への思いなどを取材しました。大庭君と高瀬さんの記事を紹介します。


◆「ごみの不法投棄減らそう」日向市富島中学校2年・大庭隆太郎

 安達さんは昭和50年から、伊勢ケ浜などに流れ着いた漂流物を活用して創作活動を続けている。台風の影響で海に漂流物がたくさん増え、それらをきれいにしようと思って始めたそうだ。現在は自宅近くの荒浜を中心に活動している。

 創作活動では、ペットボトルや貝殻、船の廃材やロープなどの漂流物を使い作品を作っている。自宅に飾ってあった作品は、漂流物で作ったとは思えないほど、とてもきれいなものばかりだった。これまで200点以上のリサイクル絵画を作っており、制作期間は1週間から2カ月だそうだ。

 創作活動と共に、不法投棄の啓発活動を行ったことがマスコミに取り上げられ、県内だけでなく国内外から安達さんの作品を見ようと足を運んで来る人がいる。

 その活動が認められ、平成9年度に県環境保全功労者表彰、日向市環境美化功労者表彰、15年度には内閣府エイジレス賞を受賞した。

 40年近く活動を続けられる原動力は、荒浜が自分たちの憩いの場だからだそうだ。地元思いの良い人だということが感じ取れた。

 安達さんは「このリサイクル創作活動を通して、『みんなが心を一つにしたり、お互いに物を大事にすることを伝えていきたい』」と話してくれた。広く訴えたいこととしては、ごみはまだまだ増える一方で、「不法投棄を絶対にやめてもらいたい」と強調していた。

 安達さんは、短歌作りにも取り組み、これまで約4千句を詠んでいる。「5千句を目指したい」と張り切っていた。命ある限り、美化活動とリサイクル創作活動、短歌作りを続けていきたいそうだ。安達さんが高齢になり、体にも負担がかかっているので、心ない人のごみの不法投棄が少しでも減るといいと思った。


◆「永遠に残さん自然の美」日向市富島中学校2年・高瀬としみ

 安達さんは、漂流物での創作活動の傍ら短歌作りに取り組んでいます。自宅前に建つ記念碑には「我が名より永遠に残さん自然の美」という自身の俳句も刻まれています。この句には、自分の名を残していくのではなく、自然の美しさをいつまでも残していきたいという願いが込められているそうです。

 私はその願いに、安達さんの活動に対する大きな思いが詰まっていると感じました。普段は海に行ったり、自宅にいる時に浮かんだ短歌を詠むので、いつも手帳を持ち歩いているそうです。

 安達さんのお気に入りの短歌は、「今日の日を楽しみ満ちて明日の夢時期を忘れて語り明かさん」です。この句は、一日を無駄にせず大事にして、また明日もそうしようとする気持ちを詠んでいます。私も、前向きなこの句がとても気に入りました。

 作った短歌は、ノート13冊分にも及ぶ3890作品です。これからも詠み続け、5000句を目指しているそうです。

 ごみ拾いをしたことから始まったリサイクル絵画では、たくさん賞を受賞しています。取材をした朝に見た、山に朝霧がかかっている景色を描きたくなったそうです。

 安達さんの作品は、ペットボトル、船の廃材、ロープなどの漂流物で作ったと思えないほど美しいものでした。高千穂や、県外の景色も描いています。制作期間は長いものだと2カ月です。

 高千穂町上野の竜ケ岩の滝を制作した時は、体が濡れても何回もスケッチに通い完成させたそうです。「全ての作品がお気に入り」と話していましたが、その過程があるからこそ、どの作品も気に入っているのだと思いました。

 安達さんは今まで、体を壊しても、ごみを減らしたいという強い気持ちで活動されてきました。作品を通して、「ごみでもきれいな作品が作れるから、不法投棄をやめてほしい」と訴えてきましたが、ごみは増える一方だそうです。

 安達さんは現在、新たな作品を制作中です。この作品で、また安達さんの思いが伝わり、少しでもごみの不法投棄が減ると私もうれしいです。今までの活動の中で、接した人との絆が生まれたそうなので、ごみも減り、絆も生まれる活動が増えると、もっといい日向のまちになると思いました。

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