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「いのちの営み、次世代へ」(3)

本紙掲載日:2017-06-23
1面
綾町の照葉大吊橋を視察するインドネシアの研修団(町提供)

祖母、傾、大崩ユネスコエコパーク登録

◆森と生きる道を選択−ユネスコの理念先取り

□綾ユネスコエコパーク

 森がみずみずしい新緑に包まれる5月。綾ユネスコエコパークの中核となる綾町の「照葉大吊橋(つりばし)」では、国際協力機構(JICA)の研修で訪れたインドネシアの幹部職員が目の前に広がる照葉樹林の輝きに目を奪われていた。

 インドネシアは世界3位の熱帯林保有国。国内11地域がユネスコエコパークに登録される半面、研修計画によると、1970年代以降の開発や火災などによって多様な生き物を育む森林が減少しているという。

 幹部職員は、応対した前田穰町長に森を守るための苦労話やつり橋の事業費などを質問。日本最大級の照葉樹林の保全とまちづくりを両立させた「ユネスコエコパークの成功例」といわれる同町の森林管理手法に強い関心を示した。

 町ユネスコエコパーク推進室(兒玉良次室長)によると、平成24年の登録から27年までに受け入れた研修は計184件。このうち海外からが55件を占めた。28年度も海外15カ国から計13件の視察団が訪れている。

 河野耕三・照葉樹林文化推進専門監は「開発途上国は、残された自然を守り、経済活動に生かす仕組みを知りたがっている。綾は、自然の恵みを有機農業や観光などの経済活動につなげており、そこに関心があるのではないか」と分析する。

          ▽          ▽

 綾ユネスコエコパークは「日本最大の遺伝子貯蔵庫」といわれる原生的な照葉樹林を守る活動が原点。高度経済成長期に持ち上がった国有林の伐採計画に当時の郷田實町長(故人)が反対、森と生きる道に町政のかじを切ったのが始まりだった。

 化学肥料や農薬の使用を控えた有機農業を推進。自然生態系農業を条例化するなど全国に先駆けた政策の数々は「生態系の保全と持続可能な利活用を目指す、ユネスコエコパークの理念を先取りした取り組みだった」と河野専門監は振り返る。

 平成17年には、人工林で分断された照葉樹林を本来の姿に復元する「綾の照葉樹林プロジェクト(綾プロ)」が始動。半世紀にわたって積み上げた実績が、国内で32年ぶりとなるユネスコエコパーク誕生へとつながった。

 7月で登録から丸5年。河野専門監は、「自然が素晴らしいから登録されたのではなく、『自然を生かした地域づくりを進めます』と世界に宣言したのがユネスコエコパーク。むしろ重い義務を課せられたことになる」と指摘、100年先を見据えた綾プロを例に挙げて「効果は、地域の人たちが時間をかけてつくり上げていくものではないか」と話した。


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