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ダム通砂運用、開始へ−九電
本紙掲載日:2017-06-16
3面

越流天端を切り下げ、大型ゲートを新設した改造後の西郷ダム(九州電力耳川水力整備事務所提供)

耳川水系2ダム

◆6月末以降−台風出水時に

 洪水対策や河川の環境保全などにつなげようと、九州電力耳川水力整備事務所(朝崎勝之所長)は今月下旬以降、台風出水時に耳川水系の2ダム(西郷ダムと大内原ダム)で河川に堆積した土砂を上流から下流へと自然に流下させるダム通砂(つうさ)運用を開始する。台風シーズンを前に15日、日向市の同事務所で報道関係者を対象に説明会を開き、具体的な運用方法などについて説明した。

 耳川水系は平成17年9月、台風14号の大雨によって流れ込んだ大量の土砂によって氾濫。諸塚村など流域の市町村は甚大な被害を受けた。そのため国、県、市町村、関係団体、地域住民は、これら土砂に起因するさまざまな課題を流域全体で管理していこうと、同23年10月に耳川水系総合土砂管理計画を策定し、河川改修工事やアユ産卵床調査などに一体となって取り組んできた。

 今回のダム通砂運用もその一つ。予想される台風などの大規模出水に備えて事前にゲートを開き、ダムの水位を低下させ、河川本来の流速に近付けることにより、土砂を流下させる水の力を回復させる――というもの。

 ダム上流部の洪水対策だけでなく、多様な生物の生息する本来の河川環境にも近付くと期待されており、通過する土砂による水質への影響はほとんどないという。

 同事務所はこれまで、浸水リスクの比較的大きい下流3ダム(山須原ダム、西郷ダム、大内原ダム)をダム通砂運用の対象とし、うち2ダムの改造を進めてきた。

 西郷ダムは、既設のゲート8門のうち中央4門を撤去。越流天端を約4メートル切り下げ、大型ゲート2門を新設し、ほぼ完成している。3ダムのうち最も上流に位置する山須原ダムは、既設のゲート8門のうち中央2門を撤去し、越流天端を約9メートル切り下げて、大型ゲート1門を新設する計画で、現在工事中。最も下流に位置する大内原ダムは、既存設備で通砂運用に対応できるため、改造の必要はなかった。

 このうち6月下旬以降、台風出水時にダム通砂運用を開始するのは西郷ダムと大内原ダム。山須原ダムを含む3ダムによるダム通砂運用は、同33年度からを予定している。なお、既設ダムの改造によるダム通砂運用は、国内では初めての取り組みという。

 開始の基準となる流量は、過去20年の台風出水の実績から「山須原ダムで毎秒700立方メートル以上」、実施する期間は「約5日間」を想定しており「年1、2回程度の発生」を見込んでいる。

 また、実施する場合は、県や市町村と連携しながら県ホームページ、防災行政無線などを活用し、順次分かりやすく住民に情報発信していくという。

 ダム通砂運用の具体的な方法は次の通り。

〈1〉台風出水の予測に基づき、台風接近の2、3日前に準備態勢を整え、事前にダムの水位を少し下げる

〈2〉最新の予測を踏まえ、台風接近の1、2日前にダム通砂運用の開始を判断。ゲートを徐々に開き、さらにダムの水位を下げ、貯水池を本来の河川の状態に戻し、台風を待つ

〈3〉台風接近時、流量の増加に伴ってゲートをさらに開き全開へ。放流する量を増やしてダムの水位を保つ。土砂は水と一緒に上流から下流へと通過していく

〈4〉台風通過後、雨は止んでも、しばらくは水位の低い状態を保つ

〈5〉ほとんど土砂の動かない程度の流量になったらゲートを徐々に閉め、ダムの水位を回復させてダム通砂運用を終了する