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人と自然共生へ

本紙掲載日:2017-06-15
3面
パリからの電話を笑顔で受ける岩本会長
ユネスコエコパーク登録決定を祝う文字が表示された延岡市役所前の電光掲示板
エコパークの登録決定を祝い、延岡市の野口記念館に掲げられた横断幕
延岡市役所前には大崩山の写真をプリントしたのぼり旗が並んだ

エコパーク登録吉報に弾む声−岩本会長、世界的モデル目指す

◆活性化、保護活動さらに

 「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」の登録が決まった14日夜、県庁内は大きな喜びに包まれた。エコパークとしては「綾」に次いで2カ所目、世界農業遺産の「高千穂郷・椎葉山地域」を合わせると三つの「世界ブランド」を手にしたことになり、宮崎県側推進協議会の岩本俊孝会長、河野知事らは「大変誇らしい。人と自然が共生する世界的なモデル地域を目指したい」と声を弾ませた。

 県庁本館3階にある特別室には、岩本会長、河野知事をはじめ、蓬原正三県議会議長、延岡市、高千穂町、日之影町の首長らが待機し、パリからの吉報を待った。

 午後8時ちょうど、ユネスコの会合に出席していた推進協の西脇亜也会長代行から電話が入る。少し緊張した表情で受話器を取る岩本会長。しばらくのやりとりの後、にこやかな顔で「無事に問題なく登録されたとのことです」と伝えると、大きな拍手が起こった。

 岩本会長は「2県6市町がしっかり連携して申請書の準備をしてきたことが評価された」とあいさつ。河野知事は「大分県と力を合わせながら自然を守り、次の世代に伝えていく努力をしたい」と決意を述べた。

 首藤正治延岡市長は「二つの県にまたがる広域エリアの成功例となるような取り組みをしたい」と先を見据え、世界農業遺産に続くうれしい知らせを受けた内倉信吾高千穂町長、佐藤貢日之影町長は「双方の世界ブランドを生かしながら交流人口の増加、地域経済の活力につなげたい」(内倉町長)、「森林セラピーとうまく連携しながら地域活性化を図りたい」(佐藤町長)と力を込めた。

 対象地域内の住民からは、自然を守る意識の高まりやエコパークを生かした地域づくりに期待の声が聞かれた。

 ゴマシジミやヒメユリなど希少な動植物を守る活動を続ける高千穂町五ケ所の甲斐英明さん(68)は「待ちに待った登録。農業遺産と連動することで交流人口の増加などが期待される。希少動植物の保護に対する意識の高まりにもつながる」と喜んだ。

 自身が所有・管理する山でクマガイソウなど希少植物の保護に取り組む同町押方の興梠幸男さん(76)は「世界ブランドをうまく利活用しながら地域活性化につなげていかねばならない。そういう意味ではこれからがスタート。さらに保護活動に力を入れていきたい」と気を引き締めた。

 日之影町で森林セラピーのガイドを務める同町岩井川の盡昭雄さん(61)は「美しい自然や人々の暮らし、文化が評価された証」とし、「大切なのはこれから。インバウンドを含めた交流人口の増加が期待され、ガイドの確保・育成など受け入れ態勢の強化が必要になる」と指摘した。

 県環境保全アドバイザーの成迫平五郎さん(74)=延岡市平原町=は「世界に情報発信することで今後の取り組みが問われる。植物の保護・保全活動に一層力が入るのではないか」と環境保護活動の広がりを期待。鬼の目山の天然杉の保護活動を続ける「フォレスト・マントル上鹿川」の戸眄誼紡緝宗複僑押法甕箍市北方町上鹿川=は「期待する部分は大きい。エコパークのことを勉強しながら山村の活性化につなげていきたい」と話した。

 大崩山に魅せられ、4年前に福岡県北九州市から延岡市北川町に移住した「祝子川温泉美人の湯」管理人の中原史貴さん(39)は、登録後の取り組みについて「この地域の成り立ちや自然の素晴らしさを子どもたちに教えることが大切。それがふるさと愛を育み、いずれふるさとに帰ってくることにつながるのではないか」と教育の重要性を強調した。

 一方、アウトドア観光の受け皿となるNPO法人ひむか感動体験ワールドの成崎聡事務局長(48)は「登録を契機に、この地域の自然の素晴らしさを再認識してほしい」と話し、海外を含めた交流人口の増加が期待されることについては「様子を見ながら、海外から人が来るようになればそれなりの対応を考えたい」と話していた。


登録決定後、岩本会長を中心に記念写真に収まる河野知事と1市2町の首長ら
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