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連載−「僕たちの貧困」支援編(5)学習支援

本紙掲載日:2017-05-15
1面
学習支援員から勉強を教わる中学生(右)。食事もままならない家庭環境を知り「勉強、頑張って」と学習前、いつも手作りのおにぎりを届けてくれる〃おばちゃん〃もいる。地域の支えを必要としている

見えてきた貧困の連鎖−地域の中に居場所を

 地域の人に先生(学習支援員)になってもらい、宿題や苦手な教科の補習を中心に、生活困窮世帯の小中学生の学習を支援している日向市生活相談・支援センター「心(ここ)から」。取り組みを開始して約2年。同センターの相談支援員、関野ゆかりさん(46)に現状と課題を聞いた。

 子供たちは自宅または市総合福祉センターで月に数回、学習支援員と一対一で勉強する。基本は、あくまで学校での学習。担任の教諭とも連携しながら「高校合格」などの目標に向かって取り組んでいく。

 実際、利用する子供たちの多くは不登校だったり、ひとり親世帯だったり、親が精神疾患で働けないなどの家庭環境にあるという。

 家族は地域社会から孤立。子供は働く大人の姿を身近に感じることもなく、家族だけの関わりの中で育つ。夢や希望を見いだせないまま学力は低下し、不登校に。進学や就職への意識も低い。

 学習支援から見えてきた貧困の連鎖。関野さんは「確実にある」と断言する。また「生活困窮世帯の場合、取り急ぎ解決すべきは親の就労や疾病、借金など。子供のことは、どうしても後回しになってしまう」と指摘する。

 そのため、支援を必要とする子供を見つけ出すのは難しく、実際、利用につながった子供の数はそれほど多くない(平成27年度6人、同28年度7人、今年度3人=4月10日時点=)。

 地域の区長、民生委員児童委員、学校などにも利用を呼び掛けるチラシを配布しているものの反応は薄く、これまでのケースの多くは、行政機関からの紹介という。

 加えて、「勉強を教える」=「学力保障」と捉えてしまい、そのプレッシャーから、学習支援員のなり手も不足している。「学びたい、だけど学べない子供たちに、教えてほしいだけなのです」と関野さん。教員OBや大学生などに協力を求めるも、現在、実際に活動できる登録者は7人にとどまる。

 このような中、同センターは学習支援の新たな形を模索する。取り組みの基本にあるのは生活困窮世帯を孤立させない地域づくり、居場所づくり。

 「みんなで集まってご飯を食べたり、わいわい遊んだりする中で『勉強あんまり分からんとよね』という生活困窮世帯の子供を、一人でも多く見つけ出していけたら」

 今後は地区公民館や空き家を学習場所として活用するなど、地域に見える形へと移行し、地域の「こども食堂」などとも連携しながら、居場所を広げていく考えという。

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