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連載−「僕たちの貧困」支援編(3)フリースペース(上)

本紙掲載日:2017-05-11
1面
アパートの一室にある県北唯一のフリースペース。穏やかな笑顔の喜多さんが待つ

居場所の維持、困難に−喜多さん「1人では、限界」

 「とうとう蓄えも底を突き、居場所を維持していくこと自体、困難な状況になってしまいました。あと1カ月やっていけるかどうか…」

 不登校や引きこもりなど、生きづらさ(心の貧困)を抱えた子供たちを長年支援してきた「のびのびフリースペース」の代表、喜多祐二さん(63)は、冗談っぽく、力なく笑った。立ち上げから19年。県北唯一のフリースペースは今、窮地に追い込まれている。

 延岡市大貫町の住宅地にあるアパートの一室。この空間で、これまで学校、家庭で居場所を失った多くの子供たちを受け止め、寄り添ってきた。

 立ち上げた当初は、都会のフリースペース(フリースクール)と同じく、利用者の入会金や月会費などで運営していくつもりだった。

 しかし、現実は厳しかった。全国にはフリースペースなどへの参加を学校の出席としてみなす自治体もあった中、そもそも、この地方都市では、フリースペースという居場所自体、自治体にも市民にも認知されていなかった。19年たった現在も「理解はほとんど進んでいない」という。

 そのため、運営に対する自治体からの支援(補助金)は一切ない。また、相談者の多くは経済的に困窮しており「とても負担してもらえる状態ではなかった」という。

 居場所を維持していくためには、アパートの家賃、水道代、電気代など最低でも月7万、8万円を要する。この19年間、そのほとんどを喜多さん1人で支払ってきた。蓄えを切り崩し、借金でまかなったこともある。人件費は、もちろん出ない。

 個人や団体からの寄付金はほとんどなく、会員として年会費(3千円もしくは5千円)を払って経済的に支援してくれる個人はいるものの、現在14人と少ない。フリースペースの収入は「ほぼゼロ」という。

 さらに追い打ちを掛けるように、これまで24時間365日、たった1人であらゆる相談に対応してきた喜多さん自身、疲労も重なり、昨年夏から体調を崩し、入退院を繰り返している。

 入院中も、居場所を求める子供から電話やメールが続く。喜多さんは言う。「子供たちにとって必要な居場所とは、単に集まって騒ぐ場所ではなく、ゆっくりと話を聞いてもらえる、自分を認めてもらえる〃心の居場所〃。僕自身は『まだまだやりたい』『何とか存続させたい』という思いでいっぱいだけど、1人では、もう限界かな…」。

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