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明治と平成の歌比べ28日まで
本紙掲載日:2017-05-04
3面

若山牧水記念文学館で28日まで開かれている「牧水の母校作品展」

牧水と坪谷小、延高の作品展−日向市東郷町若山牧水記念文学館

 日向市東郷町の若山牧水記念文学館(伊藤一彦館長)廊下で3日から、手づくり作品展第2弾「牧水の母校作品展〜時代に見る牧水短歌と現代短歌」が始まった。牧水の母校である坪谷小学校と延岡高校の児童・生徒が詠んだ短歌と、牧水が旧制延岡中学校(現延岡高校)時代に詠んだ短歌を並列展示している。28日まで(毎週月曜日は休館)で、廊下内は無料。

 坪谷小の児童の作品は、昨年度と新年度合わせて30点。4月に入学したばかりの1年生、上田容平君は「さんすうのべんきょうしたようれしいなすうじをおぼえたいちからじゅうまで」と算数の授業で数字を覚えたときの喜びを詠んだ。

 延岡高校の生徒の作品は、母校作品展としては初展示で、昨年の「第6回青の國若山牧水短歌大会」の応募作や「第6回牧水短歌甲子園」の出場作と、校内牧水短歌コンクールの入選作合わせて30点が寄せられた。

 会場には牧水が旧制延岡高校時代に詠んだ500首のうちの代表作も並んでおり、「かくれたる徳を行ひ顕(あらは)ぬ人は深山(みやま)の桜なりけり」など、短歌を詠み始めたであろう2年生時の作品3首も展示している。

 同館は「この機会に、ぜひとも明治と平成の歌くらべをご堪能ください。今回は高校まで範囲を広げることができました。次はもう一つの母校、早稲田大学にも作品を依頼したい」と話した。

 入館料は高校生以上300円、小中学生100円。5日の「こどもの日」は、小中学生は無料、高校生以上は100円で入館できる。問い合わせは同館(電話日向68・9511)。