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小水力発電所が完成−諸塚村

本紙掲載日:2017-04-06
3面
運転開始のボタンを押す代表者(5日、諸塚小水力発電所)
完成式の後は施工業者の案内で発電設備を見学

自然にやさしいエネルギー、式典で祝う

 諸塚村家代の川の口地区に「諸塚小水力発電所」が完成した。発電能力は最大19・5キロワット。年間売電は約190万円を見込む。完成式は5日に現地であり、行政や地域住民、施工業者など約25人が出席。安全祈願の神事など行い完成を祝った。

 同発電所の建設は、自然エネルギーを活用し、売電した利益で農林業などの活性化を図る狙いがある。県の小水力発電等農村導入支援事業の補助金を受け、村が平成25年に事業化した。

 25年11月に実施設計を行い、27年11月には佐賀県の業者が水車を設置。同12月に住建(日向市)が発電施設の整備に着手し、興洋(延岡市)が配管工事を手掛け、28年9月から西南電気(延岡市)が電気工事を行った。事業費は4年間で計約5200万円、うち約半分は県補助。

 完成式では、神事で出席者の代表らが玉串をささげ、産業課の松村泰宏課長が工事経過を報告。主催者あいさつで西川健村長は「自然に優しいエネルギーの確保は全国的に課題となっている。小水力発電所の建設は村内で初めて。地域が誇り愛される場所になってほしい」などと期待した。

 電力は全て九州電力に売電し、利益は林業や農業などの活性化策に使う予定。また、これまでの水源管理は地元の水利組合が無報酬で行ってきたため、村は今後の発電所の管理などを同組合に委託し、売電の利益はその費用にも活用される。

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