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つなごう!延岡・いわき・熊本支援作品展−開幕

本紙掲載日:2017-03-17
7面
17日から始まった作品展。工芸部門は多彩で楽しい作品ばかり
南阿蘇村の被害状況をまざまざと伝える長野良市さんの写真

18日と20日はコンサートや講演会

 「つなごう!延岡・いわき・熊本支援プロジェクトチャリティーコンサート作品展」(実行委主催)が、17日から延岡総合文化センター展示室で始まった。発生から間もなく1年となる熊本地震被災地の写真も展示している。「出品していただくことが支援、見ていただくことが支援。作品を楽しみながら被災地を思い、自身の防災意識も高めてもらえれば」(八木千穂子事務局長)と来場を呼び掛けている。展示は20日まで。入場無料。

 作品は絵画、写真、グラフィックデザイン、工芸、書など。中でも工芸部門は、貝殻を組み合わせて作った小物、ブリキの家の小物入れ、ガラスのとんぼ玉、竹細工、ステンドグラスのランプ、染め物…と多彩だ。ブリキの家は屋根やドアが開く。とんぼ玉は、ガラスの中の細工を虫眼鏡でのぞける。

 グラフィックデザイン部門には、プロのデザイナーの仕事を紹介するコーナーもある。販売コーナーでは、植物の寄せ植え、とんぼ玉、陶器、色紙作品、手作り服などを販売している。

 熊本地震被災地の写真パネルは23点を展示。つぶれた家屋や波打つように激しく壊れた道路が、地震の恐ろしさを改めて伝える。

 崩れた家の前で泣く老人と孫の姿に心が痛む。南阿蘇村在住の写真家・長野良市さんが地元を撮影した。「ゼロの阿蘇」のタイトルで写真集がこれまでに4冊発行されており、会場では1冊500円で販売している。

 会場入り口には、板金職人の木村喜久生さん(延岡市川島町在住)が作った熊本城の形の募金箱が置かれている。

 販売コーナーや写真集の益金、来場者の寄付金が熊本地震被災地への支援金になる。実行委員会(末藤俊二実行委員長)は、支援金と一緒に子どもたちの作品を現地に届けることにしている。

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