夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 200円
▽LL サイズ 1枚 300円
▽A4 サイズ 1枚 800円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は200円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 200円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 300円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 800円
(ラミネート加工は200円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
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肝臓の病気〜肝がん撲滅のために−県済生会日向病院・林克裕院長
◆慢性肝炎の治療ポイントは早期発見−ウイルス排除で肝がんを予防
先ほど、血液検査でGOT、GPTを調べることが、肝臓病を見つけるための最も鋭敏な検査と説明しましたが、この場合、肝臓が悪いことは分かりますが、C型肝炎ウイルス(HCV)の感染の有無は分かりません。
また、HCVに感染した場合、症状はほとんどないため、健診での血液検査や献血などで偶然発見する以外、治療のチャンスはありません。つまり、HCVに感染しているかどうかは、抗体検査を受けない限り分からないのです。
HCVの抗体検査は血液を採取して調べます。保健所、健診、医療機関で受けられます。
HCVの感染者のうち、50%は感染経路が不明です。特に1989(平成元)年以前に手術や輸血を受けたことのある人は必ず受けてください。一生に一度受けていただければよいのです。その結果、もし陽性だった場合は必ず2次検査を受け、治療してください。
HCVによる慢性肝炎の治療のポイントを説明します。
一つ目は何と言っても早期発見すること。抗体検査を一度で良いので受けてください。二つ目は肝硬変から肝がんに進行させないこと。現在、抗ウイルス剤の開発が進み、HCVによる慢性肝炎は治る病気になりました。しかし、発症に気付いていない人が多いのが現状です。まずは知ることから。何度も言いますが、まずは抗体検査を受けてください。
ウイルスを排除しない限り、肝硬変、さらに肝がんへと進行していきます。逆に、肝硬変に進展していてもウイルスを排除できれば、肝硬変から慢性肝炎、さらに正常肝に後戻りできます。ウイルスの排除は肝がんの予防につながるのです。
三つ目は肝がんの早期発見と早期治療です。肝がんの原因の90%はB型・C型肝炎ウイルスによる慢性肝炎もしくは肝硬変です。慢性肝炎を発症している人は定期検査を必ず受けてください。
プロフィル宮崎市出身。九州大学医学部卒業後、宮崎医科大学第二内科に入局し、平成18年から10年間、宮崎大学医学部の医学教育改革推進センター初代教授。昨年4月から日向・門川地区唯一の公的医療機関である県済生会日向病院(門川町南町)の院長に就任。専門は肝臓。63歳。