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4月からルート変更し運行距離延長

本紙掲載日:2017-02-24
2面
延岡市地域公共交通会議

延岡市地域公共交通会議

◆乗り合いタクシーの「上三輪・中三輪―平田線」

 延岡市地域公共交通会議(会長・中村慎二延岡市企画部長)は21日、乗り合いタクシーの「上三輪・中三輪―平田線」を「上三輪・貝の畑―岡富線」に改称し、運行距離を延長、ルートを変更する案に合意した。近く国土交通大臣に申請し、4月1日から新路線で運行する。

 現行の路線は、上三輪地区から中三輪―下三輪を経由し、岩熊大橋を渡って国道218号の平田を終点とする計停留所の片道14・1キロ。

 新路線は、上南方橋から同国道の細見、貝の畑から市道で吉野―天下、松山橋から再び国道で古川―岡富を経由して「黒木病院前」(北小路)を終点とする13停留所の20・1キロに変更、延長する。

 往路は始点の鹿越―樫谷、消防車庫前(吉野町)―天下、復路は天下―鹿越が乗降自由。毎週月・金曜に、往路は鹿越を午前9時発、復路は黒木病院前を午後1時10分発の1往復運行する。

 利用者の増加が見込まれるため、車両を現行の小型タクシー(乗車定員5人)からジャンボタクシー(10人)に変更。運賃は片道100円で中学生以下は無料。誰でも利用できる。

 上三輪地区の乗り合いタクシーは、公共交通の空白地域だった地区周辺住民の移動手段を確保・維持するため、平成20年10月に「上三輪―細見線」で運行開始。同23年1月に中三輪、下三輪、平田地区まで延伸し、車両を変更、チラシを配布するなどして乗車率の向上を図ってきた。

 しかし、利用者数は24年度の224人(片道1便当たり1・1人)をピークに、27年度は72人(0・3人)、28年度(4〜1月)はわずか6人(0・1人)まで減少。今回、地区の要望を基に、住民の意向調査や警察との安全確認、路線バスとの競合回避などを詰めて、運行形態の変更を提案した。

 新路線が通る主な地区の高齢化率(65歳以上)は▽上三輪48・1%▽貝の畑40・0%▽吉野44・8%▽天下29・9%―の平均約40%と高く、今後もさらに高まると見込まれるため、同会議は「地域公共交通の確保は欠かせず、さらに周知して維持に努めたい」としている。

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