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一般会計571億円−延岡市

本紙掲載日:2017-02-21
1面

平成29年度当初予算案

◆選択と集中・新時代具現化へ−新庁舎建設終了、2年ぶり減

 延岡市は21日、平成29年度当初予算案を発表した。一般会計は、前年度比16億4700万円減の571億5600万円(2・8%減)。市民生活・福祉の向上に直結する施策に加え、地方創生・人口減少克服に向けた雇用創出の促進、子育て支援の充実に取り組むなど、元気で魅力あるまちづくりを進める観点から事業の選択、集中を図った。新庁舎建設事業の減少の影響などで2年ぶりの減額となったが、規模は27年度に次ぐ4番目。首藤正治市長は「高速道路の開通を機に生まれたまちの勢いを加速し、『延岡新時代』を具現化するための施策を多く取り入れた」と語った。28日開会の市議会3月定例会に提案する。

□歳入

 歳入の根幹となる市税は、市たばこ税は減少したものの、固定資産税や個人市民税などの増加で、前年度比2億4003万円増の139億3480万円(1・8%増)を見込む。繰入金や諸収入などを含んだ自主財源は195億8753万円で、歳入全体に占める構成比は前年度(34・8%)並みの34・3%となった。

 全体の65・7%を占める依存財源375億6846万円のうち地方交付税は、特別交付金の2億円増があるものの、合併算定替の段階的縮減の影響で普通交付税が4億8000万円の減となり、全体で2億8000万円減の148億円(1・9%減)。このほか、国庫支出金は103億6007万円(0・9%増)、県支出金は42億9万円(1・0%増)など。

 借金に当たる市債は、中心市街地プロジェクト推進事業費4億2100万円、内藤記念館再整備事業費1億7660万円、ヘルストピア延岡施設整備事業費1億4920万円の増などがあるが、新庁舎建設事業費10億9200万円、岡富中学校屋内運動場・武道場新増改築事業費2億6610万円の減などで、全体で5億6380万円減の53億9230万円(9・5%減)となる。

 一般会計の市債残高は29年度末で607億3140万円が見込まれ、28年度末の見込み額を約19億5683万円ほど下回る見通し。年度によって増減はあるが、ピークだった平成20年度の約713億円から減少傾向が続いている。

□歳出

 人件費は、期末勤勉手当などの増があるものの、退職手当や一般職員給与などの減により、全体は前年度比2億4626万円減の92億9385万円(2・6%減)。退職者数は28年度当初予算比で4人少ない35人、一般職員数は19人少ない1018人(再雇用職員を除く)で計上している。

 扶助費は、保育所運営事業などが減ったものの、認定こども園運営事業や障がい福祉サービス給付事業などが増えたことにより、前年度比3億7542万円増の153億2311万円(2・5%増)。人件費や扶助費などを含む義務的経費は、前年度比2億2051万円減の325億1550万円(0・7%減)だが、歳出全体に占める構成比は1・2ポイント上昇し、56・8%となった。

 投資的経費は、前年度17億1570万円減の71億4410万円(19・4%減)。このうち、普通建設事業費は、中心市街地プロジェクト推進事業、ヘルストピア延岡施設整備事業、道の駅「北川はゆま」機能強化事業などの増があるが、新庁舎建設事業や岡富中学校屋内運動場・武道場新増改築事業、西階陸上競技場改修事業などの減により、全体で同17億1570万円減の66億4290万円(20・5%減)となっている。

□主要事業

 新規事業は47件、5億7715万円。北浦小学校プール建設事業に9994万円、ICT教育推進事業に3725万円、(仮称)消防署南分署建設事業に2410万円、

 西郷隆盛ゆかりの地環境整備事業に2377万円、道の駅「北方よっちみろ屋」機能強化事業に2152万円、トンネル長寿命化修繕事業に2000万円、東海中学校プール建設事業に1022万円、東九州バスク化構想推進事業に1000万円、食のまちづくり機運醸成事業に1000万円、延岡城跡石垣調査事業に978万円、延岡市移住子育て賃貸住宅家賃助成事業に425万円、一般不妊治療費助成事業に300万円など。

 主な事業は、中心市街地プロジェクト推進事業に21億5272万円、認定こども園運営事業に16億8472万円、防災行政無線統合・デジタル化整備事業に3億466万円、ヘルストピア延岡施設整備事業に2億3922万円、内藤記念館再整備事業に1億9624万円、道の駅「北川はゆま」機能強化事業に1億3800万円、「(仮称)子どもの城」整備事業に5192万円、城山公園景観整備事業に3140万円、鳥獣被害防止総合対策事業に2999万円、津波避難施設整備事業に2589万円、コンビニ交付サービス事業に1718万円、地域おこし協力隊事業に1302万円など。

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