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牧水に通じる思い

本紙掲載日:2017-02-08
3面

若山牧水賞−吉川宏志さん

◆「自然への愛情」が根本

 若山牧水賞を本県出身者として初めて受賞した吉川宏志さん。「宮崎の自然は自分の原風景」と話し、ふるさとの自然から影響を受けたという。授賞式前にあった記者会見で歌づくりやふるさとへの思いを語った。

−−受賞の感想は。

若山牧水には関心もあり、好きな歌人。自分自身が3歳まで東郷町で暮らしていて、牧水と同じ所で過ごしたといううれしさがあります。賞は歴史の積み重ねがあり、短歌の世界では大きい。故郷の賞をもらったのは感動しましたが、すごく責任感も感じています。
牧水の短歌はいろんな読み方ができます。今までの読み方に加えて新しい角度で読んでいくというのを大事にしたい。自分なりに牧水をさらに読み込んで新しい発見をしていきたい。

−−受賞作の歌集「鳥の見しもの」にはどういう思いがありますか。

自然体で作っていくうちに自分の中で「見る」というテーマが大きくなりました。時代に不安感があり、東日本大震災や原発事故もあり、見えないものをどのように捉えるのかを思いながら作ることが多くなりました。なるべく自分の身近な自然や暮らしから発想し、そこから大きなテーマを詠むように心掛けています。

−−歌集には原発や震災など社会的なテーマもあります。

根本には自然や風景に対する愛情です。福島県や沖縄県にも美しい風景があります。原発事故や基地建設の埋め立てでなくなってしまうことへの痛みが根本にあります。短歌は無力な形式なんですが、自然を詠むことによって、単に経済だけでいいのかというのを訴えていきたい。牧水も沼津で千本松原の伐採反対運動をやりました。牧水は伐採への痛みを感じて反対するんですが、私もそこに影響されている部分が大きい。
受賞は結果ですが、これを機に読んでくださる人が増えるのはうれしい。自分の結論を押し付けるのではなくて、一緒に考えてくれるとうれしい。

−−今後の歌づくりに考えは。

自分で何かをしようとして変わるのではなく、自然に変わるのを待つという形で作ってきました。これからいろんなことが目の前に現れてくるでしょうが、それに対して固定的に見るのではなく、柔軟に表現していきたい。目の前のことだけでなく、はるか先の未来を想像して詠んでいきたい。

−−若い人へのメッセージを。

自分が生きている価値がないと思っていた子が、自分のことを言葉で表現するようになって、生きる希望を取り戻していくことを目の当たりにしてきました。短歌は自分が体験したことを表現することで、自分を見詰め直せる部分があります。表現にはいろんな方法がありますが、僕の場合は短い言葉で切り取る短歌が合っていました。興味を持った方はいろんな可能性があるので、ぜひ作ってもらい、続けてもらいたいと思います。

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