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小学校屋上に避難場所完成

本紙掲載日:2017-01-31
3面
熊野江小学校の屋上に完成した避難所に集合した参加者(延岡市熊野江町)

延岡市熊野江地区−地区を挙げて訓練

 延岡市の熊野江小学校と南浦中学校は1月27日、熊野江地区(萱野長夫区長)と合同の避難訓練を実施、参加した約80人が完成したばかりの同小屋上の津波緊急避難場所に避難した。

 合同訓練は「津波防災の日」に合わせて11月に実施しているが、今回は避難所のお披露目も兼ねてこの日に行われた。

 熊野江小(一湊潤史校長、9人)、南浦中(宮田卓郎校長、7人)と連携して地区運動会を開催しており、訓練は合同の運動会中に震度6、マグニチュード8の地震が発生、大津波警報が発令されたとの想定で行われた。

 児童生徒、地区の人たちは運動会会場の南浦中グラウンドから隣接する熊野江小へ、全員が約8分で避難を完了した。

 市危機管理室の永野浩室長は、同避難所が高さ12・3メートルで760人が避難できることを紹介。「身になる訓練が大事。今後も訓練に参加して地区のみんなが助け合いながら避難してもらいたい」と話した。

 萱野航大君(南浦中3年)は「いつでも焦らずに行動できるように日ごろから意識して身構えたい」。萱野区長は「階段の一段ずつの高さもちょうどよく、スムーズに登れた。いい設備が整備され助かります」と話した。

 同地区は「特定津波避難困難地域」であることから、昨年6月に市総務部危機管理室が国の都市防災総合推進事業を活用し、避難場所の整備に着工。総工費約3300万円をかけて同小に階段と屋上を整備、10日に完成した。

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