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県立宮崎病院−建て替え緊急性など改めて説明

本紙掲載日:2017-01-27
1面

病院局、県議会常任委に

 県病院局は26日、平成33年度の開院を目指す県立宮崎病院の再整備について、県議会厚生常任委員会(太田清海委員長、8人)に対し、現在地での建て替えをなぜ急ぐかを改めて説明した。

 宮崎病院の建設費は基本構想策定時は約185億円だったが、基本設計後に資材費、人件費の高騰などで約306億円に増え、詳細未定だった立体駐車場や医療機器整備費などを加えると総事業費は約395億円に上ることが明らかになった。

 あまりの膨らみように議会からは、「現設計を白紙に戻し、建設場所や施工時期も含めて再検討すべき」の声も上がっていた。この日はより詳細に緊急性や、いかに現在地が立地に優れているかを示すことで建て替えへの理解を深めてもらうこととした。

 このうち、緊急性関係では手術室が実質5室(他の同規模病院は10室前後)しかなく、待機患者が27年度は300人を超えたことや、給排水管などの腐食・詰まりが激しく、各所での漏水発生などを報告した。

 現在地が最適とした根拠については、市街地に立地の唯一の中核病院として災害時に重要な役目を担うことや、人口集中の中心部から移転した場合は患者の減少で経営への影響が懸念されるなどとした。移転による再整備では最少で431億円、最大で535億円の概算費用も試算した。

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