夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 200円
▽LL サイズ 1枚 300円
▽A4 サイズ 1枚 800円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は200円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 200円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 300円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 800円
(ラミネート加工は200円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
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延岡出身の漫画家しいやみつのりさん
◆久しぶりの帰郷
延岡市出身で赤塚不二夫さんのフジオ・プロでチーフ・アシスタントを務めた埼玉県熊谷市在住の漫画家、しいやみつのり(椎屋光則)さん(62)が久しぶり故郷に帰ってきた。
「とにかく久しぶりで、街がすっかり変わっていました。アヅマヤも寿屋もなくなって、昔、住んでいた場所ももうありませんでした。昔はどこももっと広いように感じたんですが……」と久しぶりに帰ってきた感想。なつかしそうだ。
しいやさんは延岡市山月町で育ち、旭小、旭中学校の卒業生。どうしても漫画家になりたくて上京。アルバイトをしながら漫画を描き、17歳の時に「少年キング」増刊号から念願のデビューを果たした。その後、昭和48年、19歳の年に編集者の紹介で赤塚不二夫さんのフジオ・プロにアシスタントとして入った。そこでは12年間働き、途中からチーフ・アシスタントを務めた。
漫画とコラムによるしいやさんの著書「ほぼ実話・赤塚不二夫先生との〈下落合〉呑んべえ日記」(平成27年・小学館刊)によると−−、
面接に行くとすぐに採用。ところが、そのまま夕食から帰ってきたアシスタントの人たちと、赤塚先生はおもちゃの空気銃で遊び、一段落すると今度は麻雀。そこでようやく「あ、そうだ。きょうからこいつが入るのだ」と紹介された。結局、仕事を始めたのは翌日の昼から、「初日から受けた洗礼。それはフジオ・プロが遊ぶために仕事をしているのだという、基本姿勢でした。宴会も含めてね」−−。
ちょうど、デビュー直前のタモリが赤塚不二夫さんのマンションに居候し、毎夜、宴会が繰り広げられていた時代だった。在籍した12年間、しいやさんは「たまに甘えながら、先生にかわいがられた」という。
30歳で独立した後は、漫画による入門書や歴史もの、広報漫画などを広く手掛け。最近ではコンビニなどで販売している「漫画昭和人情食堂思い出の味編(ぶんか社刊)」「漫画昭和人情食堂おいしいお鍋編(同)」に作品が掲載されている。
「言葉も延岡弁が話せないというか、よく分からなくなって。本当に久しぶりで、なつかしいですよね」。還暦を過ぎ、故郷を思う気持ちが強くなってきたようだ。