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芥川小説題材に特別授業−岡富中

本紙掲載日:2017-01-14
2面
和やかな雰囲気で授業する木原さん

試験導入のWYSH教育−延岡

 延岡市岡富中学校(瀬戸山初博校長)は12日、外部講師を招いて試験的に導入している実践教育の公開授業を市社会教育センターで実施した。試験導入しているのは「WYSH(ウィッシュ)教育」と名付けられた教育法で、その提唱者である京都大学大学院准教授の木原雅子さんが講師を務めている。

 WYSHは「WellbeingofYouthinSocialHppiness(若者の真の幸福)」の略。自分や他人を理解し肯定する心を育み、心身ともに健やかで自分らしく輝いて生きられる人材の育成を目指すという。

 問題を抱える全国各地の学校で実績を残しており、平成27年度からモデル校となった日向市富島中でも生徒たちの生活態度が大きく改善。結果的に学力向上にもつながったとして、県内教育関係者や保護者たちの注目を集めた。

 延岡市でも28年度から、岡富中と緑ケ丘小が試験導入。岡富中では2年生の1学級を対象に、木原さんが1学期から生徒一人一人に接して、個性を引き出す教育内容を練り上げた。

 今回は、芥川龍之介の短編小説「蜜柑(みかん)」を題材に授業。大正時代に、疲れ切って帰宅の汽車に乗る男性の主人公が、貧しい身なりの娘の世間知らずな行動にいら立ちながらも、最後には心動かされる物語を一緒に読み解いた。

 物語では、娘がトンネルの中で必死に車窓を開け、車内がすす煙で真っ暗になるが、直後に線路沿いで見送る弟たちにミカンを投げ渡す。そこで主人公は、娘が奉公先に向かっていたことを気付かされる。

 木原さんは、時代背景が分かるよう、当時の日本の写真、家族を支えるため奉公に出される幼女を描いた映画や蒸気機関車の映像などをスクリーンで流しながら、現代の言葉に置き換えて朗読した。

 その後、登場人物の心境や、自分ならどう思うかを考えさせた。「中学卒業後に家族と離れて就職しなければならないとしたらどう思うか」という木原さんからの質問に、生徒からは「不安」「別に何とも思わない」「親元を離れてまで就職したくない」「寂しいが、どんな生活なのか楽しみ」など、さまざまな返答があった。

 木原さんは、生徒が発表を終えるたびに拍手し、「同じ物語を読んでも、みんな感じ方が違います。それが良いんです」と説明。「本の面白さや奥深さを知ってほしい。本から得られることはたくさんあります。同じ本でも年齢を重ねれば感じ方は変わります。一冊の本が宝物になります」と話した。

 特別授業に学校の教員は参加せず、生徒たちの長机には白いテーブルクロスを張り、花やぬいぐるみを置くなど、緊張を和らげる環境を演出していた。

 木原さんは、ミーティングを含め、これまで生徒と4回交流。前回11月には思春期を中心とした体と心の成長について授業したという。3学期中にまとめの授業を計画している。


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