【お知らせとおことわり】

 夕刊デイリー新聞ならびにYUKAN-DAILY-WEBを
ご利用いただきありがとうございます。

 著作権保護のためWEBブラウザ上からの記事・写真の
ダイレクトプリントができないようになっております。
ご了承下さい。

 サイト内の写真は本紙に掲載されたものですが
本紙掲載分の写真については以下のような規定があります。


 夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。

 スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?

 写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。

写真のサイズと料金は次の通りです。

▽L  サイズ 1枚 200円
▽LL サイズ 1枚 300円
▽A4 サイズ 1枚 800円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は200円追加)


L  サイズ
(8.9×12.7センチ)
1枚 200円
LL サイズ
(12.7×17.8センチ)
1枚 300円
A4 サイズ
(21×29.8センチ)
1枚 800円
(ラミネート加工は200円追加)

 提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
 掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。

 受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
 写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
 また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。

 写真は個人的利用に限ります。 印刷物などに用いることはできません。

 写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。


 お問い合わせ、お申し込みは
 本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。

 

連載−「僕たちの貧困」実態編6・居場所をなくした子供たち(上)

本紙掲載日:2016-12-13
3面
アパートの一室にある「のびのびフリースペース」。誰でも訪れやすいよう、喜多さんのいる時間、玄関ドアはいつも開けられている

リストカット、虐待…・授業料滞納で卒業保留

 延岡市の住宅地のアパートの一室に「のびのびフリースペース」はある。ここは学校、家庭などで居場所を失った子供たちの避難場所。中には〃心の貧困〃に苦しむ子供も。長年支援に取り組んでいる代表の喜多裕二さん(63)に事例を聞いた。

          ▽         ▽

 「娘(高校生Cさん)が不登校になり、リストカットがやめられないのです」

 相談は母親からだった。手紙を通じ、直接Cさんと会うことになった。話を聞いていくうち、母親の話だけでは見えてこなかった、たくさんの背景が浮かんできた。

 Cさんが3歳のとき、母親と父親が離婚。新しい父親を迎え、間もなく7歳下の弟が生まれた。しかし、またも離婚。Cさんが高校2年生のとき、母親は別の男性を家庭に入れるようになった。

 母親は感情的になることが多く、虐待を繰り返していた。ご飯をこぼすなど何か失敗するたび、Cさんは思い切りぶたれた。小さい頃から「死ね」「お前はいらないけど、あの人(男性)はいる」などと言われ続けていた。

 休日になると、母親は決まって遠出し「一緒に行きたくない」とCさんが断ると、弟と男性と一緒に黙って出掛けていった。冷蔵庫の中は空っぽ。例え食料があっても「お前のものはない」と言われていたようだ。大型連休に入って間もなく「行き場がない」と喜多さんに連絡してきたこともあった。

 Cさんは高校2年生のとき留年。母親が一緒に暮らし始めた男性の自営業の資材費や遊興費として、奨学金を使い込んでいたのだ。それを隠すため「学校には行かなくてもいい」と勝手な用事をつくり、Cさんを休ませることもあったという。

 高校3年生になり、Cさんは推薦入試で大学に合格。しかし卒業式の日、卒業証書を受け取った後、Cさんは職員室に呼ばれた。「お母さんが授業料を滞納しているので卒業は保留になります」。Cさんのショックは計り知れないものだった。大学への道は断たれた。いくら泣いても涙が止まらなかった。

 そこからCさんはアルバイトに明け暮れた。デリバリーヘルスでも働いた。そうやってお金を貯め、卒業証書を手にできたのは、卒業から半年後だった。

その他の記事/過去の記事
page-top