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長浜地区で防災訓練

本紙掲載日:2016-12-12
3面
地震発生の想定を受け避難する長浜町区の住民

津波避難タワーを見学−延岡

 延岡市長浜町区(後藤博文区長)でこのほど、将来発生が予想される南海トラフ地震と、地震に伴う津波を想定した防災訓練があった。住民ら約140人が参加し、避難経路の確認や、避難の際に必要なものなどについて学び、万一に備えた。

 南海トラフ地震に伴う震度6強の地震が発生し、沿岸地域に大津波警報が発令。地区内に避難喚起の放送が流れる中、高齢者や子どもを連れた家族らが足早に避難所を目指した。本番さながら非常持ち出し袋を手に避難する住民もいた。

 公民館で防災講話があり、同市防災推進員の山中泰仁さんが、東日本大震災の映像を交え、一刻も早い避難や非常持ち出し袋の重要性などを指摘。「3日分の水と食料の準備を」と呼び掛けた。毛布を使った担架の作り方などの説明もあった。

 長浜地区には今年8月、津波避難特定地域に指定された区域の住民約440人を津波から守るための津波避難タワーが完成。訓練は、住民に整備されたタワーを触れてもらうことで、防災意識を高めようと長浜町区が主催して開いた。

 あいにくの雨で避難場所が同タワーから公民館に変更されたが、多くの住民が訓練後にタワーを見学した。後藤区長は「海に面する長浜町は地震に加え、津波への対応力も強めなければいけない。災害に強い区をつくりたい」と話していた。

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