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連載−「僕たちの貧困」実態編4・潜む次代の影(下)

本紙掲載日:2016-12-09
3面
「潜在的な貧困層」の存在を危惧する松永茂晃センター長

増える若者の就労相談

◆ほとんどが行く末案じ親から

 「20歳代、30歳代の若者の就労相談が増えてきている」と語るのは、生活困窮者の支援に取り組んでいる日向市生活相談・支援センター「心(ここ)から」の松永茂晃センター長(41)。その多くはBさんのような引きこもりや、働く意思のないニート。「5年、10年と引きこもっているケースは珍しくない」という。

 現状では親の収入に依存して生活しているため、中には将来への不安すら感じていない若者もいる。相談のほとんどは、そんなわが子や自分自身の行く末を案じた親から寄せられる。

 松永センター長は、このような引きこもりやニートの若者たちを「潜在的な貧困層」と位置付ける。「いずれは親も年金生活になり頼れなくなる。そうなると親も含めて貧困に陥る可能性がある」と危惧する。

 同支援センターで開かれている「居場所サロン」は、そんな若者たちの、いわば自立、就労前のワンクッション。月2回、同じ境遇の仲間と集い、昼夜逆転だった生活リズムを整えつつ、苦手な人とのコミュニケーションなどを克服していく。

 Bさんも家族の後押しで昨年5月から参加している。初めは嫌々だった。いつもマスクで表情を隠し、ひたすら口を閉ざしていたが、同サロンのプログラムで農業や陶芸などを体験し、仲間とも打ち解けていくうち、自立や就労への思いを強くしていった。

 今年4月から就労訓練のため週2、3日、市内の事業所で清掃員として働く。清掃後に書く日誌は必ず、一度下書きをしてから清書する。いつも辞典を持ち歩き、分からない漢字はその都度調べるようにしている。「まだまだだけど少しずつ書けるようになってきた」と、うれしそうにはにかむ。

 そして今「高校に行きたい」という夢をひそかに描く。「何をするにも勉強しておかないと」。周囲の目には、順調に前へ進み始めたように映るBさん。ただ「そんなに(自分の状態が)良くなっているわけではない」とも語る。葛藤は続いている。

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