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デイリー健康大学日向会場−肝がん原因はウイルス

本紙掲載日:2016-12-07
3面
C型肝炎ウイルスの抗体検査の重要性を訴えた林克裕院長

日向病院林院長−早期発見、治療を

 公益財団法人デイリー健康福祉事業団(佐藤公昭代表理事)の第24期デイリー健康大学・日向会場第1回講座はこのほど、日向市文化交流センターであり、県済生会日向病院(門川町南町)の林克裕院長(63)が「肝臓の病気肝がん撲滅のために」と題し講話した。

 肝臓の病気を引き起こす一番の原因は、飲酒ではなく、実は肝炎ウイルスの感染によるもの。肝臓の病気になった場合、黄疸(おうだん)などの症状は確認できるものの、特徴的な症状は少なく、自覚しにくいという。

 肝炎ウイルスのうち、林院長は、肝がんの原因の75%を占めるC型肝炎ウイルスについて詳しく説明した。

 C型肝炎ウイルスに感染した場合、30%はC型急性肝炎に、70%はC型慢性肝炎になる。問題なのは肝硬変、さらに肝がんに進行する可能性のあるC型慢性肝炎で、この早期発見と早期治療こそ、肝がんの予防につながるという。

 C型肝炎ウイルスは血液を介して感染する。しかし、症状はほとんどないため、なっていることに気付いていない人も多く、特に1989(平成元)年以前に手術、もしくは輸血した人は「要注意」だという。

 C型肝炎ウイルスの感染の有無を調べるには、血液を採取して調べる抗体検査を受ける以外になく、林院長は「まずは知ること。一生に一度でいい。必ず抗体検査を受けてほしい。C型慢性肝炎の治療は進歩しており、治る病気になった。陽性の場合は必ず二次検査を受け、治療につなげてほしい」と呼び掛けた。


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