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10年後のあるべき図書館

本紙掲載日:2016-11-17
1面

懇談会−県教育長に提言書

 県立図書館ビジョン懇談会は11月16日、10年後のあるべき姿を見据えた「提言書」を四本孝県教育長に渡した。専門職員の育成や市町村立図書館への支援、学校図書館との連携などを盛り込んだ。座長の根岸裕孝宮崎大学准教授は「県全体の教育に関わってくる大切な図書館だ」と今後の施策に期待した。

 提言は県立を第一線の市町村立図書館を支援する第二線と位置づけ。職員が本に向き合い、県民に広げていく熱意が求められているとし、日本図書館協会の認定司書や図書館主事など専門性を高める取り組みが必要だと指摘。ノウハウの蓄積のためにも、運営は民間委託ではなく自治体の直営で行うことが必要とした。

 市町村立とも顔の見える関係を築き、館長同士の情報交換の場を設けるなどの具体例を示した。県民に身近に感じてもらうための取り組みや、行政の各部局、団体、博物館などのネットワーク形成を視野に入れるよう促す。

 県立図書館は明治35年に開館し、現在の建物は昭和63年に置県100周年記念事業の一環で建てられた。その間、市町村立図書館の増加やインターネットの普及、利用者ニーズの多様化、厳しい財政状況など社会の状況が変化。学識者などでつくる同懇談会が議論して提言をまとめた。

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