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延岡城を学ぶ−延岡JC

本紙掲載日:2016-10-26
8面
延岡城の歴史を話した甲斐典明・延岡青朋高校副校長

甲斐副校長(延岡青朋高)が講演

 「延岡城〜学ぶ創る延岡の未来」と題した講演会がこのほど、延岡市野口記念館であった。延岡青年会議所(蓑田章理事長)が、主に子どもたちを対象に「城山の歴史をひもとくことで延岡の魅力を知ってほしい」と企画。岡富小学校5、6年生と岡富中1年生、一般の計400人が参加した。

 講師は延岡青朋高校の甲斐典明副校長。地元出身の文学修士(史学)で、「城山ガイド・ボランティアの会」(現延岡ガイド・ボランティアの会)の初代会長でもある。

 延岡城は、豊臣秀吉に領地を与えられた高橋元種が慶長6(1601)〜8年にかけて築城。その後、有馬氏が承応元(1652)〜明暦元(1655)年に三階櫓(やぐら)、二階櫓、二階門櫓などを整備し完成させたが、天和2(1682)年(天和3年説あり)の火災で三階櫓などが焼失した。高橋・有馬時代は地名が「縣(あがた)」だったため、当時の名称は「縣城」。同講演では主にこの約80年間に焦点を当てた。

 城とは本来、地面を掘る、土塁を設けるなど土木工事によって敵を防ぐものを言う。石垣を備え、堀があり、天守、城下町などが整備された城(近世城郭)は、織田信長と豊臣秀吉の時代(織豊時代)に完成され、江戸時代の初めに日本全国に広がった。縣城はその一つ。「日向国(宮崎県)にこのタイプの城は延岡にしかなく、東九州の南限」と強調した。

 ただし「天守」とは、四方に窓が開いた三階または五階の櫓のことを言い、三方以下は「天守」でない。

 高橋時代は記録が少ないため詳細が不明だが、元種と、実兄の高鍋藩秋月氏の領地を描いた「慶長年間日向国絵図」(大分県の臼杵市立博物館蔵)には、縣城が三階櫓1基、二重櫓2基、平櫓6基、長櫓1基を備えた姿で描かれている。この三階櫓が「天守」かどうかは不明だが、「天守のような3階建ての建物」を備えていた史実のある城は、県内では延岡だけだ。

 元種の後に藩主となった有馬直純(肥前国=長崎県出身)は15歳から13年間、徳川家康に仕えた。直純の正室、国姫(日向御前)は信長と家康の双方にとってひ孫に当たり、家康は長男の信康に国姫が似ていたことから溺愛していたという。国姫の嫁ぎ先に直純を選んだことや、その子康純が4歳で家康に謁見し「康」の字をもらっていることから、徳川家と有馬氏の縁の深さが分かる。

 また、縣藩は臼杵郡(延岡市、門川町、日向市、高千穂町など)だけでなく、児湯郡(西都市)、躙郡(国富町)、宮崎郡(宮崎市)の四つの領地を持っていた。日向市、児湯郡、躙郡は後に天領となるが、臼杵郡と宮崎郡は廃藩置県まで延岡藩領だった。

 甲斐さんは小中学生が親しみを持てるように、放送中の大河ドラマや、現在の城山周辺の地図と重ね合わせながら説明した。城下町を含めたエリアが「城」なので、岡富中の生徒たちは、延岡城の一部で勉強していることになる。

 蓑田理事長は「城山の貴重性や歴史の深さを知ったことで郷土愛を持ってもらえればうれしい。延岡青年会議所は今後も、延岡の素晴らしさを発信していきたい」と話した。


熱心に講演を聴く岡富中の生徒たち
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