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8年目に突入−活動の輪広がる

本紙掲載日:2016-10-08
8面

学校支援のべおかはげまし隊・特集

◆みまもり、はげまし−相乗効果、学力向上に一役

 延岡市内の中学校1年生の数学を中心に授業の見守りをしているNPO法人「学校支援のべおかはげまし隊」(佐藤邦典理事長)は8日、8年目の活動に入った。平成21年度に岡富中学校でスタートした支援は、現在11校にその輪を拡大。今年度からは新たに要望のあった中学校の1年英語、小学校の5・6年算数を始めるなど、活動の幅をますます広げている。


◆「自信に満ちた子どもたちの笑顔のために」英語支援も始まる
 現在11校、来年度は12校に

 同はげまし隊は、地域教育力の向上などを目的に平成21年10月8日、旭化成OB会の有志22人が岡富中学校1年生の数学を中心に学業支援を始めた。同23年度から延岡中、翌24年度から恒富中と東海中、同25年度から旭中、西階中、南中、土々呂中、同27年度から北川中、北浦中、今年度から北方学園小学校を加えた計11校に隊員を派遣している。旭中では今年度から英語の支援も始まった。

 隊員は現在、企業や公務員のOB・OGはじめ、主婦など一般市民計約170人が在籍。年齢層も20〜80代(最高齢84歳)と幅広い。「自信に満ちた子どもたちの笑顔のために」のスローガンの下、「よりそい、みまもり、はげまし」を基本姿勢に、生徒と一緒に授業を聞き、その様子を見守り、問題を解く手の動きが止まっていれば生徒に寄り添い助言するなどしている。

 導入効果には、隊員からは「生活の充実や生きがいを実感」、教師からは「目の届かない部分のサポートへの安心感や授業の充実につながる」との声があるほか、地域の大人が授業を見守ることで生徒の授業態度が落ち着き、集中力持続などの効果もあるとされる。教師、生徒、隊員の三者の相乗効果が、学力を身に付ける整った学習環境を生むと期待されている。

 延岡中で数学を担当する同市鶴ケ丘の永田堅志さん(72)は、「生徒の笑顔が何より。学校に来るようになって身だしなみを気遣うようになり、生活に張りができた」、旭中で英語・数学を見守る同市山下町の難波麻紀子さん(53)は「アドバイスしたことで、生徒が英語や数学を好きになってくれたらうれしい。ずっと活動に関わりたい」と生き生き話す。

 また、延岡中の山内俊克校長(59)は、「子どもの数学の基礎・基本の確実な定着と学力向上、大人が接することによる学習姿勢の向上、隊員が授業に入ることによる教師の質の向上ほか、さまざまな相乗効果が期待できる。何より地域の教育力をいただけることが大変ありがたい」と導入に感謝した。

 NPO法人「学校支援のべおかはげまし隊」事務局長の桑畑拡さん(67)は活動を振り返り、「地域とのつながりや子どもの落ち着き、シニアの生きがいづくりなど、学力向上以外の大きな効果や成果も実感している。隊員と学校、生徒のトライアングルをしっかり形成するほど、学力向上につながる学習環境が整うなど、さまざまな相乗効果や副産物が生まれてくると信じている」と手応えを感じている。


◆来年度から南方中も−目標200人へ隊員を募る

 NPO法人「学校支援のべおかはげまし隊」は、来年度から新たに12校目となる南方中でのスタートを目指して準備を進めている。現在約170人が在籍しているが、大型団地の有無など校区の地域的な特性などで隊員の不足感のある学校もあり、隊では200人を目標に隊員を募集している。また、活動を資金面(会費、寄付)から支えてくれる企業や個人を募っている。

 ボランティア会員の申し込み、問い合わせは、同隊事務局(電話延岡29・3786)へ。


◇延岡中数学担当−「日々の生活が充実」佐藤賢司さん(74)延岡市沖田町

子どもの若い力に触れることで元気になりますし、自分の勉強にもなります。学校に来るスケジュールも決まっているので、早寝、早起き、健康にも気遣うようにもなりました。旭化成OBで数学はある程度分かるので、何かの役に立てないかと始めましたが、私自身の日々の生活の充実につながり感謝しています。体が元気な限り続けていきたいですね。


◇北方学園小学校算数担当−「頭の活性化にも」佐藤久男さん(66)延岡市北方町

〃しっかり子どもに教えるぞ〃と構えるのではなく、子どもの様子を見ながら寄り添い、声掛けや励ましをするぐらいの気持ちでやっています。計算はできますが、忘れている箇所を孫世代と一緒に学ぶ一面もあるので、頭の活性化にもつながっています。少しでも子どもに寄り添い、学力向上につながれば。子どもたちが一生懸命になってくれるとうれしいですね。


◇旭中英語担当−「英語を好きになって」片山初子さん(63)延岡市富美山町

何のキャリアもありませんが、好きな英語を中学生の生徒と一緒に学びたいという気持ちで参加しました。授業の前は、分からない所を調べるなど予習をするので、私自身の勉強にもつながっています。今では手が止まっている生徒に自然に声を掛けられるようになりました。生徒が楽しく英語を好きになってくれるきっかけになってくれるといいですね。


◇北方学園校長−「つまずきなくしたい」宮元芳幸さん(53)

中学での数学のつまずきを考えた時、中1で習う数学のさらに基礎部分となる小学生高学年の算数でのつまずきをなくしたいと思ったのが小学校導入のきっかけです。はげまし隊の導入の一番の収穫は、子どもの学習に向かう姿勢が改善されたことです。向かう姿勢ができれば、学力は身に付いていくと思うので、数値的な効果も上がってくるのではと楽しみにしています。循環型社会の中で、地域の行く末を託す子どもの成長を地域の人に見てもらえる点も大きいですね。


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