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上野、12回投げ抜く−吉田病院

本紙掲載日:2016-09-12
9面
【決勝・吉田病院―田中病院】タイブレークを含む12回を投げ抜き仲間と喜ぶ上野(左から2人目)
吉田病院はタイブレーク、2死満塁から福山が左越え二塁打を放つ

第36回県軟式野球連盟会長杯大会最終日・球音


◆「次につながる勝利」

 タイブレークを含め十二回を投げ抜いた吉田病院の上野英昭は「ほっとした」―。ナインからねぎらわれ、笑顔をのぞかせた。

 決勝は「いつも負けていた相手」と就任1年目の井口伸哉監督。県北のライバルを相手に上野が「(調子が)良くはなかったが、尻上がりに良くなって、何とかかわすことができた」。気持ちのこもった投球で本塁は踏ませない。

 井口監督の「野手陣も良く守ってくれた」の言葉通り、無失策でピンチを切り抜け続け、タイブレークへ。

 先攻で無死満塁から西杢比野雄斗の右前打、福浦太貴のエンドラン(内野ゴロ)で2点。さらに福山敬一のエンタイトル二塁打も。守りは併殺の間に1点を失ったのみで上野が投げ抜いた。

 「投手が一生懸命投げてくれて、一丸になって戦った結果」とは主将の福浦。西日本大会や来季へ向け「きょうのようにバッテリーを中心に守りで辛抱し、チーム力で勝って行ければ」。上野は「これまで野手に勝たせてもらってきた。年齢が上の自分が引っ張り、投手陣で勝てるチームを目指していきたい」。

 井口監督は「チーム全体にも個々にも自信になる勝利。一戦ずつ大事に戦い、次につなげていきたい」と話していた。

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