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雑誌「宮崎の自然と環境」発行へ

本紙掲載日:2016-08-12
2面

年内に創刊号−研究者らが協会設立

 県内の自然・環境の研究者や愛好者らがこのほど、任意団体「宮崎の自然と環境協会」(岩本俊孝会長)を設立した。動植物や地学などさまざまな分野を網羅する雑誌を年1回発行し、自然環境の保全などにつなげる。年内にも創刊号を発行する計画だ。

 宮崎大名誉教授でNPO法人宮崎野生動物研究会理事長の岩本会長によると、宮崎市の個人が主宰する自然誌が数年前に休刊し、県内には自然や環境に関する分野横断的な発表の場がなかったという。このため、岩本会長ら発起人21人が、今年初めから協会設立に向けて準備を進めていた。

 雑誌はA4判でカラー面を含む150ページ以内を予定。動植物や地学、自然環境、生活環境などの分野で論文、記事、調査報告などを掲載する。学術的にならず、一般の人にも分かりやすい内容とする考えだ。年内に創刊号を200部発行し、会員に配布する予定。販売については「今後の課題」(岩本会長)としている。

 現時点の会員は約50人。当面100人以上を目指し、研究者だけでなく、一般の自然愛好者にも加入を呼び掛ける。

 岩本会長は「宮崎県は自然豊かで『太陽と緑の国』とうたっているが、調査研究を報告したり、蓄積したさまざまな資料や情報を将来に生かす発表の場が少ない。雑誌の発行により、宮崎の自然や環境に愛着を持ち、大切に残していこうという人たちが増えるきっかけになればと思う」と話していた。

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