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8月15日、伊形花笠踊り−延岡

本紙掲載日:2016-08-12
3面
保存会のメンバーから指導を受ける伊形小児童

日枝神社と伊形中央公民館

 延岡市伊形地区で15日、伝統芸能「伊形花笠踊り」が奉納される。保存会(小田健一会長)の会員が同日午後6時から日枝神社(石田町)で披露し、午後7時から伊形中央公民館(伊形町)でこの夏休みに猛特訓した伊形小学校の児童が発表する。

 伊形花笠踊りは400年以上伝わるとされる。由来は諸説あるが、有力な一つが、津波を鎮めたシラサギ伝説。村が津波に襲われた際、どこからともなく飛来した7羽のシラサギが波頭の上で舞うと、7日7晩続いた津波が引いたという。村人はそのシラサギをあがめ、舞を奉納するようになったといわれている。

 舞い手は7人。シラサギに扮(ふん)して白装束を身にまとい、全3番の歌に乗せてゆっくりと大きな動作で波の動きなどを表現する。扇子や御幣を使用し、神様が宿るという「花笠」をかぶる。平成13年に延岡市、同20年に県の無形民俗文化財に指定された。

 保存会は平成10年から、伊形小児童に花笠踊りを伝えている。事前に学校に出向いて講話を行い、希望する児童を対象に夏休みにその舞を指導。児童は奉納日の15日のほか、数回ステージに立ってその成果を披露する。

 今年は5、6年生8人が参加。先月25日から今月12日までの12日間、伊形中央公民館で稽古。練習9日目の9日には大筋の流れはでき上がっており、細かい点の確認など仕上げの段階に入っている。6年の甲斐勇翔君は「少し難しいが、本番では間違いがないように頑張りたい」と当日を楽しみにしていた。

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