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特別展「未完の夢」、28日まで−高鍋町美術館

本紙掲載日:2016-08-02
1面
会場に展示されている興梠武さんの遺影
武さんの作品を見る興梠理さん(右)と文二郎さん

戦没画学生が描いた故郷の風景や家族

◆「無念さ感じる」作品−長野県上田市無言館収蔵

 父親が延岡出身という興梠武さんら、太平洋戦争で戦死した画学生が描いた絵画を集めた特別展「未完の夢―戦没画学生慰霊美術館『無言館』展」が7月30日から、高鍋町美術館で始まった。28日まで。主催は、同館、高鍋町、同町教育委員会。特別協賛・一般財団法人戦没画学生慰霊美術館無言館。

 戦没画学生の作品や遺品などを収蔵する「無言館」=長野県上田市=から画学生が家族や故郷の風景などを描いた油彩、水彩、色鉛筆画など101点を出展。画学生の写真や使っていたスケッチブックやパレット、戦地からの手紙なども展示されている。

 武さんの父親は旧制延岡中学校3回卒で税務署長などを務めた延岡市無鹿町の興梠貞一さん。武さんは、貞一さんと好子さん夫妻の長男として大正6年1月に千葉県木更津市で生まれた。父の仕事の関係で九州各地を転々とし大分県の旧制杵築中学校を卒業。昭和10年に東京美術学校(現・東京芸術大学)の油画科へ入学し、同15年4月から9月まで研究科に在籍。同16年2月、都城連隊に入営、満州ハイラルからフィリピンのルソン島へと転戦。同20年8月8日にルソン島のルソド山で28歳で戦死した。

 特別展には武さんが描いた「編みものする婦人」「日の丸のある風景」「港のある風景」の3点が展示されている。

 初日にあった開会式で萱嶋稔高鍋町美術館長が「絵を描く、生きる喜びが伝わり、戦場に散った画学生の無念さを感じる作品」とあいさつ。無言館館主の窪島誠一郎さんが「絵を描くだけで非国民扱いされた時代の中で、画学生とその絵を守り通した人たちがいる。その人の思いも含めてぜひ、たくさんの方に見ていただきたい」と話した。

 チケットは前売り大人600円(当日800円)、小中高生・高齢者(70歳以上)・障害者・マタニティ300円(当日400円)。延岡市は延岡総合文化センターと夕刊デイリー新聞社、日向市は勉強堂で取り扱っている。

 時間は午前10時から午後5時(入館は同4時30分)まで。休館日は月曜日と12日。

 毎週日曜日午後2時からは、同館学芸員によるギャラリートーク(参加無料、鑑賞券が必要)もある。事前申し込みは不要。

 問い合わせは高鍋町美術館(電話0983・23・8887)へ。

◇父が延岡出身・興梠武さんの作品も展示−親族「宮崎で見られてうれしい」

 特別展の初日、会場に興梠武さんの親族が訪れ、「宮崎で見ることができてうれしい」と喜んだ。

 来館したのは、武さんの弟の末利さんの長男・理(おさむ)さん(59)=延岡市=、次男の文二郎さん(57)=宮崎市=、武さんの弟の保さんの孫の舞さん(34)=延岡市=。

 理さんと文二郎さんは、無言館も数回訪れているという。会場で無言館館主の窪島誠一郎さんと面会し、窪島さんは武さんの家を訪れた思い出話などを語った。

 窪島さんによると、平成9(1997)年の開館当初は訪れる遺族も122人いたが、現在は激減して6人。「今のうちにこうやって伝えてくださる努力をしてくださるとうれしい」と話した。

 武さんの絵を見た理さんは「プロフィルには千葉県生まれとあるので宮崎の人とは思ってもらえない。こうやって多くの人に宮崎で見ていただいてうれしい」。実家に武さんが描いた父・末利さんの肖像画が飾ってあったという文二郎さんは「武さんは優しい人だったと聞いている。肖像画を見せる父は誇らしげだった」と話した。

 また、武さんの作品を初めて見たという舞さんは「絵を見てすごい上手だなと思った。こういう人が家族にいたことを伝えるために2人の子どもを連れてまた来たい」と話した。

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