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フッ化物洗口を推進

本紙掲載日:2016-07-27
3面
フッ化物洗口の推進など重点的な取り組みを確認した市歯科保健推進協議会

延岡市歯科保健推進協議会

◆成人歯科健診の促進も

 延岡市歯科保健推進協議会(会長=瀧口俊一延岡保健所長)はこのほど、市役所西別館で開き、「第2次健康のべおか21」の目標達成に向けて、幼児や児童のフッ化物洗口の推進、成人歯科健診の受診率向上などに取り組むことを確認した。

 市によると、虫歯のある12歳児の割合は平成27年度で65・4%と県平均より約18%高く、市町村別では諸塚村、高千穂町などに次いで県内ワースト7位。年間にかかる歯科医療費では、国民健康保険被保険者の10〜14歳が1人当たり約1万1500円と県平均を約2000円上回っている。

 これに対し、虫歯予防に効果があるとされるフッ化物洗口を実施している保育園や幼稚園などは今年6月現在で19園。認可外保育園を含む62園の約30%にとどまり、宮崎市などと比べて低いのが実情だ。

 第2次健康のべおか21では、平成34年度までに28園の実施を目標としており、今年度はフッ化物洗口の有効性、効果などについて園側に情報提供したり、保護者向けの説明会、実施する施設への補助などを行う。

 また、小学生については、既にモデル事業を実施している2校に加え、児童数300人以下の小学校13校で来年1月までにフッ化物洗口を開始する。市教委によると、残り12校も29年度以降に開始することにしているという。

 一方、市が実施している成人・妊婦歯科健診では受診者の約半数に虫歯や歯周病が見つかっており、妊婦では約7〜8割に達している。今年度は、80歳になっても20本以上の自分の歯を持とうという「8020」運動を推進するため、定期的に健診に行く市民を増やすための効果的な方法を検討する。

 協議会は市歯科医師会などの関係機関、学校、団体、行政で構成。会議では、委員から虫歯が多い理由について質問があり、市の担当者が「間食や砂糖の取り過ぎ、フッ化物洗口導入の遅れなどさまざまな要因が考えられる」と答えた。

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