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野口遵143回目の誕生日

本紙掲載日:2016-07-26
1面
胸像前で市歌を歌う岡富中の生徒たち

野口記念館の胸像前で集い−延岡

 旭化成の創業者で工業都市延岡の礎を築いた野口遵(したがう)の生誕祭が7月26日、同市野口記念館であった。同記念館は昭和30年に旭化成から寄贈され、その名も野口に由来する。ホワイエに設置されている胸像前に市や経済関係者約100人が集い、市歌を斉唱、献花して野口の功績をしのんだ。主催は延岡市、野口遵顕彰会。

 野口は明治6(1873)年7月26日生まれで、143回目の誕生日に当たる。市歌は、胸像前に並んだ岡富中学校の生徒たちと一緒に、出席者全員で斉唱した。

 首藤正治市長は、野口が昭和5(1930)年の1町2村合併(延岡町、岡富村、恒富村)や同8年の市制施行のけん引役でもあったことを述べて感謝。

 顕彰会の片山俊之副会長は、野口の後に続く人材を育成しようと行っている青少年派遣事業「ジュニア科学者の翼」の今年のメンバーが、けさ元気に出発したことを伝えた。旭化成の山添勝彦延岡支社長は「市歌の2番の『工都』のフレーズに、市と旭化成のつながりを改めて感じた」と話した。

 また、昨年の「科学者の翼」に参加した南太貴君(西階中3年)が「研修でいろんなプラスの刺激を受けた。この貴重な体験ができたのも野口さんのおかげ」と感謝の言葉を述べた。

◆7月29日までイオン延岡でパネル展

 生誕祭は同記念館の開館60周年を機に昨年から始まり2回目。あす午前10時からは、同市旭町のイオン延岡店で「野口遵翁の功績と延岡」と題したパネル展が開かれる。29日午後6時まで。

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