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九州中央道−早期整備へ協議会

本紙掲載日:2016-07-23
3面
九州中央自動車道の早期整備・開通に向け、「ガンバロー」を三唱する出席者

民間団体が設立−西臼杵

 熊本県嘉島町と延岡市を結ぶ九州中央自動車道の早期整備・開通に向け、西臼杵郡内の民間団体でつくる「九州中央自動車道西臼杵利用建設促進まちづくり協議会」の設立総会が22日、高千穂町三田井の高千穂建設会館であった。今後、国や県、関係機関に対する要望活動や、開通を見据えたまちづくりの提言を行うことなどを確認、「ガンバロー」を三唱して気勢を上げた。

 協議会は、西臼杵3町にある商工会や観光協会、JA、森林組合、道づくり女性の会、公民館連絡協議会、生コン事業協同組合、建設業協会の計16団体で組織。地域の産業や観光の振興、災害時の「命をつなぐ道」として重要な路線となる同自動車道の必要性と早期の全線開通を民間サイドから訴えようと、3月に各団体の代表者で役員会を発足させ、設立に向けた準備を進めてきた。

 設立総会には、国土交通省延岡河川国道事務所の北園猛所長や県西臼杵支庁の川添哲郎支庁長、地元選出の緒嶋雅晃県議、内倉信吾高千穂町長、佐藤貢日之影町長、原田俊平五ケ瀬町長らを来賓に、各団体から約70人が出席した。

 冒頭、会長を務める高千穂町商工会の後藤和博会長(65)が「熊本地震で道路の必要性を痛感した。皆さんと力を合わせ、活動の輪を広げながら1日も早い早期整備・開通に向けた取り組みを進めていきたい」とあいさつ。

 来賓の緒嶋県議、内倉町長は「皆さんの情熱と力が地域活性化の起点となる。早期整備に向けた期待を抱きながら頑張っていただきたい」「九州中央自動車道の整備は最重点課題の一つ。そうした中で協議会の設立は心強い。早期整備に結び付くことを願っている」などと今後の活動に期待を寄せた。

 議事では、会則や要望・提言活動を行うことなど4項目の事業計画案を承認。各団体からの負担金と3町からの補助金を活用しながら活動していくことを確認した。最後に、同商工会青年部の睫邨丹貮長(38)の掛け声に合わせ、「ガンバロー」を三唱。結束を固めた。

 九州中央自動車道は、熊本県嘉島町の嘉島JCTを起点に延岡市の延岡IC・JCTまでの約95キロ。本県側の約51キロについては、国道218号北方延岡道路の13・1キロが昨年4月までに全線開通。同高千穂日之影道路の5・1キロも工事が進む。

 一方、熊本県側の約44キロについては、起点の嘉島JCT―矢部IC(仮称)間の23キロが着工しており、このうち嘉島JCT―小池高山IC間の1・8キロは平成26年3月に開通、小池高山IC―北中島IC(仮称)間の10・8キロは平成30年度までの開通予定。北中島IC―矢部IC間の10・4キロの開通時期は未定となっている。

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