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最新雨量情報「XRAIN」

本紙掲載日:2016-06-30
1面

ネット配信エリア、24府県に拡大

◆7月1日から宮崎県も−1分間隔、解像度4倍

 国土交通省は6月29日、河川の水位や雨量などの情報をインターネットでリアルタイムで提供する同省のサイト「川の防災情報」で配信する「XRAIN」(エックスレイン)の配信エリアを7月1日から24府県に拡大すると発表した。九州では宮崎、大分、長崎、鹿児島の4県で配信が可能になり、迅速な水害対策などに活用される。

 XRAIN(高性能レーダー雨量計ネットワーク)は、高精度で高頻度(配信間隔1分)の雨量情報をリアルタイムで提供するシステム。近年増加する集中豪雨や局所的な大雨による水害や土砂災害に対し、適切な施設管理や防災活動に役立てることを目的に国土交通省が平成22年に導入した。

 同省九州地方整備局河川部水災害予報センターによると、従来のCバンドレーダー雨量計の配信間隔は5分だったが、XRAINは、この雨量計に2種類の電波(水平・垂直偏波)を送受信する機能を追加。より多くの項目を測定し、雨粒の形状などを把握することで、従来の解像度の4倍という高精度な雨量データ収集が可能になり、配信間隔も1分に短縮された。

 また、配信の遅れも1〜2分と、Cバンドの約10分に比べ格段に短縮され、「ほぼリアルタイムで雨量情報を提供することが可能になったことで、より迅速な水害対策などに役立つ」(国交省)という。

 XRAINへのアクセスは、国土交通省九州地方整備局のホームページの「川の防災情報」(htt://www・river・go・jp/)のトップページで7月1日から閲覧できる。

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