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林業の担い手−地域おこし協力隊

本紙掲載日:2016-06-10
3面
佐藤町長から委嘱状を受け取る宮澤さん

広島出身宮澤さんに委嘱状−日之影町

 日之影町は9日、林業の担い手を育成する目的で募集した「地域おこし協力隊」の隊員に、広島県福山市出身の宮澤誠さん(42)を採用、委嘱状を交付した。宮澤さんは、町内の林業従事者ら4人で設立されている「森林(もり)の郷合同会社」(工藤建樹代表社員)で林業に従事する。任期は1年ごとの更新で最長3年。

 同協力隊は、地方自治体が都市部から生活の拠点を移して活動できる人材を一定期間受け入れ、地域づくりなどに従事してもらう取り組み。総務省が制度化している。

 「自然を相手にした仕事に憧れがあった」という宮澤さん。平成7年から約20年間勤務した地元の運送会社を退社し、昨年11月に鳥取県であった林野庁主催の講習を受講。1カ月ほどかけて林業の基礎知識を身に付け、「第二の人生の出発点」として応募したという。

 この日は、町役場町長室で委嘱状の交付式があり、宮澤さんに委嘱状を手渡した佐藤貢町長が「日之影は林業の活性化なくして地域の活性化はない。数多くの林業従事者が生活する活発な地域になればと思っているので、一日も早く仕事、地域に慣れて頑張ってもらいたい」と激励した。

 宮澤さんは「実際の林業の現場でいろいろなことを感じ取り、一人でも山を相手にした仕事ができるまでのスキルを身に付けたい」。工藤代表社員(41)は「少しずつ仕事に慣れながらステップアップしてもらいたいし、宮澤さんのように自ら林業の世界に飛び込んでいただける方が増えると、この地域だけでなく、県全体の林業の浮揚につながるのでは」と話していた。

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