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ブナハバチ幼虫、大量発生−五ケ瀬

本紙掲載日:2016-06-01
3面
霧立越周辺の広い範囲で大量に発生しているブナハバチの幼虫(写真提供・「霧立越の歴史と自然を考える会」の秋本治会長)

霧立越ブナ林−衰弱、枯死の恐れ

 五ケ瀬町から椎葉村にかけての「霧立越」周辺で、落葉広葉樹のブナの葉を食べて育つブナハバチの幼虫が広い範囲で大量に発生している。ブナの葉にも被害が見られ、地元で環境保全活動などに取り組むグループの関係者は「豊かな森林の指標植物ともいえるブナが衰弱、枯死する恐れがある。生態系への影響も心配だ」と話している。

 ブナハバチは、ハチの仲間。繭を作って地中で越冬し、春になると、羽化した成虫の雌がブナの新芽に産卵。卵は1、2週間ほどでかえり、幼虫がブナの葉を食べて成長する。2〜4年かけて羽化する個体もあるという。

 ブナハバチの幼虫が大量発生しているのは、五ケ瀬町の向坂山(1684メートル)から椎葉村の扇山(1661メートル)にかけてのトレッキングコース(約12キロ)沿いに広がるブナ林のほぼ全域。5月21、30日、地元有志らでつくる「霧立越の歴史と自然を考える会」の秋本治会長(73)がトレッキングに訪れた団体客のガイドをしていた際に確認した。

 ブナハバチの幼虫は平成24、25年にも部分的に大量発生したが、その時に比べ、今回は発生量が多く、範囲も拡大しているという。秋本会長は「下層植物がシカによる食害で激減し、そこに営巣していた野鳥の姿が見られなくなった。ブナハバチの幼虫には天敵となる野鳥の減少が大量発生につながったのでは」と推測している。

 5月31日には、秋本会長から連絡を受けた宮崎北部森林管理署の宮崎健次次長(54)ら職員3人が現地を調査。一帯は九州中央山地国定公園内にあり、ほかの動植物への影響が懸念されるため、駆除はできないといい、宮崎次長は「国の研究機関に発生状況などの情報を提供しながら、今後も様子を見守っていきたい」と話した。

 ブナハバチによるブナ林への被害などを調査、研究している神奈川県自然環境保全センター臨時技師の谷脇徹さん(38)は、同県の北西部に位置する丹沢山地でもブナハバチの幼虫によるブナ林への被害が平成5年以降に6回確認されていることを挙げ、「大量発生を繰り返すのは珍しいケース。こうした状態が続けば、木の樹勢がなくなり、立ち枯れする可能性もある。ブナハバチの幼虫や成虫の発生状況、ブナの葉の食害の影響などの調査を継続していくことが必要」と指摘している。

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