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WYSH教育の成果発表

本紙掲載日:2016-05-18
8面
生徒たちの変化をうれしそうに語る木原さん(左)と睨寨楔邏詰

子どもたちのやる気引き出す−日向

◆京大大学院准教授・木原さんが講演

 子どもたちのやる気を引き出すWYSH(ウィッシュ)教育の提唱者で、平成26年度から日向市富島中学校でモデル授業を実践している京都大学大学院准教授・木原雅子さん(62)=日本こども財団理事長=の講演会が12日、同市中央公民館であり、その成果を発表した。同財団主催。「より広く県北の子供たちのために生かしてもらいたい」との思いから企画した。

 講演タイトル「日向市ではじまった、学力向上のための新たな挑戦」にある〃新たな挑戦〃とは、平成26年度から始まった木原さんと同中の取り組み。「素直なのに勉強は嫌い。そんな生徒たちを変えたい」。きっかけは黒木広充校長からの相談だった。

 しかし木原さんは、いじめ、不登校、学級崩壊などの課題を抱える全国の学校から助けを求められる多忙の身。教材の開発に要する時間や経費の都合から、その中でも深刻な学校を優先し、1校1回の訪問を基本に対応している状況だった。

 それでも、黒木校長は諦めなかった。「話だけでも聞いてほしい」「力を貸してほしい」−−2回、3回と連絡を取るうち、平成26年9月、ようやく同中を訪問してもらえることになったという。

 「もちろん1校1回のつもりだった」と木原さん。しかし、その後、今年3月までに6回訪問することになる。「先生たちの生徒たちに対する熱心さ、学校を変えようとする熱心さに負けた。覚悟を決めた」という。

◆自分のため将来のため「どう生きるか」−自主性促し自尊感情高める

 WYSH教育とは、子供の自主性を促し自尊感情を高める教育のこと。「知識や技術の獲得より、どう生きるか、ということに主眼を置いている」という。

 木原さんはまず「自分探しの授業」を展開し、生徒たち自身に夢や目標、勉強の必要性を考えてもらい「自分のため、将来のためであること」を気付かせていった。

 次に、勉強の面白さを感じてもらいたいと、同中のために開発した教材を英語、数学、国語の授業に適用し、あらゆる角度から生徒たちを刺激し引き付けていった。

 木原さんは、そのモデル授業の録画DVDを見せながら講演。教科そのものの面白さはもちろん、幸せとは、人生とは−を問う内容にもなっており、それぞれの授業は「どんなに回り道をしても途中で絶対に諦めないこと。思いっきり羽ばたいてください」など、木原さんのメッセージで締めくくられていた。

 取り組みの結果、遅刻してくる生徒は減り、補習授業への参加は増えていった。提出物を必ず出すようになり、学力は大きく伸びていった。今春卒業した3年生は全員志望する高校に合格したという。中には、それまで将来を描けず進学すら諦めていた生徒もいたという。

 途中、同中の睨楫短厖楔邏詰,眦价鼎掘∪古未燭舛諒儔修魄貊錣吠鷙陝「先生たちへの不平不満を言わなくなり、逆に『小学生みたいな質問をしても一生懸命に教えてくれた』とうれしそうに話してくれるようになったり、無視を『した』『しない』で止まっていた友達との関係も、相手を思いやり認めてあげられるようになってきた」という。

 「先生たちの関わりで子供たちは大きく変わった。私はそのきっかけをつくっただけ」と木原さん。集まった教育関係者ら約250人に「どの子供も限りない可能性を持っている。だけど、その能力に気付けていない、発揮できていない子供もいる。それは私たち大人の本気にかかっている。子供たちの笑顔のために、それぞれできることで子供たちを支えていただきたい」と呼び掛けた。

 木原さんは、今年度も継続して同中でモデル授業を実践していく考え。また、県北の他の学校にも広めたいとし、現在、可能性を模索中という。

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