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連載−高千穂郷・椎葉山地域−未来へつなぐ農業遺産(7)

本紙掲載日:2016-05-18
1面
農業と結びつきが深い舞も奉納される国指定重要無形民俗文化財の「高千穂の夜神楽」

伝承で深まる結束−次の世代に受け継ぐ地域の宝

◆高千穂町・夜神楽

 山里を黄金色に染めた田がやがて霜や雪で白く覆われるころ、高千穂町では一年の収穫に感謝し、翌年の五穀豊穣(ほうじょう)を願う村祭りが始まる。国の重要無形民俗文化財に指定される「高千穂の夜神楽」だ。

 神楽宿となる地域の民家や公民館に氏神様を招き、夜を徹して神楽を奉納するのが習わし。33番の中には収穫を祝う「本花」、米や大豆など穀種を祭る「五穀」という舞も含まれるなど農業との結びつきが深い。

 「高千穂の神楽は、自然と生きる人々が山の神、水の神、農業の神、土地の神などに感謝し、祈りをささげる生活信仰そのもの」と町文化財保存調査委員の田尻隆介さん(67)=三田井=。神楽によって地域の絆や結束が深まり、集落の維持にもつながったと見る。

 保存会があるのは町内30地区。毎年11月から翌年2月まで、33番の神楽を夜通し舞う「夜神楽」や日中に数番を奉納する「日神楽」が行われている。田尻さんは、「世界農業遺産の認定によって高千穂の夜神楽の価値はさらに高まる」と確信する。だから今後に向けて「後世に伝承していくことこそが何よりも大切」と強調する。

 一方、少子・高齢化の影響で「ほしゃどん」と呼ばれる舞い手の確保が各地域共通の課題となる中、昭和51年にそれまで途絶えていた夜神楽を復活させたのは田原の上田原神楽保存会。

 地元の男の子が小学生のうちから保存会に入会。若い世代の舞い手が指導者となり、子どもたちに神楽を伝承していく独自のシステムを確立している。
保存会副会長の田原良人さん(68)によると、地元には神楽を舞う祖父や父の姿を見て育った子どもたちが多く、「親から子、子から孫へと自然な形で受け継ぐことができている」という。

 地元在住の佐藤良亮さん(26)=西臼杵広域消防本部勤務=は、小学2年生の時に保存会に入った。「父親が舞い手だったこともあり、ごく自然な感覚だった」と当時を振り返り、神楽の稽古を通して「ただ舞を覚えるだけでなく、人との接し方や礼儀などを学ぶ場にもなった」と話す。

 農業遺産の認定について田原副会長は「若い舞い手の誇り、自信につながる」と歓迎。佐藤さんも「神楽を地域の宝として再確認するいい機会になった。自分たちが後輩たちに伝えていくことで次の世代に受け継がれる。地域の人たちと協力しながら宝を大切に守り継いでいきたい」と話す。

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