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津波避難タワー、7月完成へ

本紙掲載日:2016-05-04
3面
建設工事が進む延岡市長浜町の津波避難タワー

1層目の工事が終了−延岡市長浜町

 延岡市が同市長浜町に建設している津波避難タワーは、タワー1層部分の工事を終え、連休明けから2層部分の建設に入る見通しだ。全体の本体工事は5月末までに終了する予定で、塗装や階段設置、外構工事などを経て7月の完成を見込む。

 同町の一部は、市の最短津波到達時間の17分以内に避難場所がない「特定津波避難困難地域」。エリアの住民約440人を津波から守るため、平成26年度から用地確保や地質測量、昨年12月には起工式を行い、工事を本格化させていた。

 タワーは震度6強に耐える鉄筋コンクリート造り2階建て。周辺の津波浸水深を約3・5メートル、波のせり上がり高を約3メートルと想定し、避難ステージの1層目を7メートル、2層目を10メートルの高さに設置する。ステージの広さは、それぞれ110平方メートル。

 また、ベンチ型の備蓄庫や、夜間に避難することも考えられることからソーラー発電式の照明設備などの設置も検討している。総事業費は平成27年度一般会計当初予算に約1億2780万円を計上。このうち国が3分の2を補助する。

 タワーの完成は3月末の予定だったが、地質の関係などで杭(くい)を打ち込む工事などに時間を要したことなどから、工期を7月まで延長。区の総会などに市の担当者が出席し、工事の経過や工期延長の理由などを説明したという。

 延岡市の津波避難施設整備はこれまで、浦城・須美江地区の避難路の整備などが終了。今年度は二ツ島地区の津波避難タワーと、熊野江地区の避難施設整備に着手する予定。土々呂地区についても整備方法の検討を行っていくという。

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