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続く余震、避難所生活−キャンセル続く旅館関係者

本紙掲載日:2016-04-25
3面
地震から1週間が過ぎても避難所生活を送る藤原さん(左)家族と職場の仲間(23日夜、由布院小学校体育館)

大分も被害「忘れないで」−由布市ルポ

◆「怖い風評被害」

 一連の地震で最大震度6弱の揺れに見舞われた大分県も、重軽傷者26人、建物損壊1239棟(未集計あり)、避難者は最も多い時で1万6238人に上るなど大きな被害が出た。報道で熊本県がクローズアップされる中、現地からは「大分のことも忘れないで」との声が上がっている。一方で、主力の観光業界はすでにほとんどの事業者が営業を再開しており、地震で遠のいた客足の呼び戻しなど、ゴールデンウイーク(GW)を目前にした「復興」へとステージを移している。

 16日の本震から1週間が過ぎた23日の午後9時、大分県内で最も揺れの強かった由布市の由布院小学校体育館(湯布院町)には高齢者を中心に42人が身を寄せていた。

 床一面に土足用のシートが貼られ、避難者が生活する部分をブルシートで区画。段ボール紙で簡易のついたてを設けてはいるが、大人が座れば頭が出るほどの高さしかなく、利用者はなるべく物音や声を立てないよう静かに時間を送っていた。

 体育館角には、学校近くに住む藤原弘二さん(36)の3人家族と職場の仲間2人が1区画で共同生活。藤原さんは自宅、職場の仲間は寮の損壊が激しく、住むことができなくなったという。

 16日未明の激震で「自宅の2階が落ちてきて家自体が傾き、グラグラになって入ることもできなくなった」。明るくなって危険覚悟で何とか着る物だけをかき集めたが、いまも立ち入ることができない。

 幸い家族は全員無事だったが、小学4年生の長男はその後の余震におびえ、「家には帰りたがらない」。避難所生活は「お年寄りが多いので気を遣うが、借家は点検に2週間かかると言われた。人口が少ないので行政対応はどうしても後回しになって、次に住むところも決まらないまま」という。

 料理長を務める職場の旅館は先週末から営業を再開したが、満室だった予約はすべてキャンセルに。「GWが来るが風評被害が怖い」とうつむいた。

 一緒に生活する職場の男性(18)も「寮は鉄筋ごとねじれて、いつつぶれるか分からず、片付けもできていない」。それでも仕事に復帰でき、「頑張るしかない」と気持ちを奮い立たせている。

 近くに住む延岡出身の柴川美紀さん(39)は、東日本大震災の2日後に静岡で震度5弱の地震を経験したが、「あんなものではなかった」。16日未明の地震は町内で外出中に発生し、建物から飛び出ると、向かいの女性が、下着姿のまま苦しむ夫の肩を抱き助けを求めて叫んでいた。

 救急車を手配した後、タクシーをつかまえると、運転手の男性は「こんな時だからお金はいい」と自宅に届けてくれた。家の中はメチャクチャで大きな水槽も倒れて水浸しになっていた。

 夫は自宅にいたが自衛官のためすぐに出勤。中学生の娘との車中泊が続いた。何も倒れてこない広い駐車場の真ん中に車を止めた。「余震が怖くて家に入れず、化粧を落とせたのは2日後だった」。

 自宅での生活に戻り、「娘は平気そうに笑っているが小さな余震にもおびえるようになった」。柴川さん本人も「娘が部活を終えて帰るまではまだ一人で自宅に入れない」という。

 町内でそば店を経営している消防団員の男性(44)は「地震が起きた時は大変だったが、復興に向けて動き出している。災害報道ではマイナスの情報しか流れないが、湯布院はもう大丈夫」と力を込めた。

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