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延岡市から南阿蘇村へ

本紙掲載日:2016-04-20
3面
延岡市民からの支援物資を積み、南阿蘇村に出発するトラック(20日午前10時30分すぎ)

支援物資−20日搬送

 熊本地震の被災地に向けた支援物資を受け入れている延岡市は20日、市民から届けられた飲料水や食料、トイレットペーパーなどの物資の一部を、地震で大きな被害を受けた熊本県南阿蘇村に搬送した。18日夕の受け付け開始から翌日までに受け付けた物資は200件を超えるという。

 支援物資は、同市消防本部1階に開設された受け入れ窓口(午前10時〜午後8時、24日まで)で、ペットボトルの水やカップ麺、おむつなど8品目を受け付けている。開始から2日目で多くの物資が集まったため、仕分けが終了した一部を第一陣として送った。

 消防本部前で行われた出発式で、首藤正治市長は、物資を搬入する職員らに「延岡市民のたくさんの気持ちを込めた支援物資。余震などが心配されるが、安心安全に届けてほしい」と激励。総務課の松田康寿さんが「しっかり被災地に届けます」と決意表明した。

 また、ボランティアで支援物資の搬送を申し出た延岡市卸本町で運送業などを営む「ヤナキ」の山口博司社長は「市民の皆さんの気持ちのこもった物資を被災地に届ける大切な役割を頂いた。安全に一刻も早く物資を届け、被災地のお役に立ちたい」と話した。

 その後、水900本、カップ麺約1600個、トイレットペーパー約4600個ほか、紙コップや紙皿、おむつなどを積んだトラックが、南阿蘇村の支援物資集積基地となっている久木野中学校体育館に向けて出発。市長はじめ関係職員らが拍手で見送った。

 同市は現在、ペットボトル水、トイレットペーパー、おむつ、タオル、毛布、生理用品、使い捨て用コップ・皿、箸、カップめんの8品目のみ受け付けているが、今後は南阿蘇村の要望などを聞きながら、受け入れ物資の変更なども検討し、柔軟に対応するという。

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